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Leica M10:涼しい青を撮りたい。水族館へ


はじめに

7月に入り、蒸し暑さを日々感じている。少しでも涼しさを感じたいと思っているところに、SNSでクリームソーダの画像が流れてきた。青色のクリームソーダ。鮮やかで涼しそうな色。とても惹かれて気づけば青色・水色を求めるようになっていた。涼しいと感じる青色を見つけて保存をしては、青の色のグラデーションや色味を確認していた。

体感は暑く感じているが、そんな時ほど、涼しい色を求めている。夏場の服装が鮮やかな色や白系統が多いのはそういうことだろう。冬場は落ち着いた色を求めるようになる。今は明るい黄色や明るい水色、青色を求めている。

安易に「水族館へ行けば求めている色があるのでは??」と思い立ち、10年ぶりほどの海遊館へ。

涼しい青を求めて

青色探しのメインはクラゲ。鮮やかでグラデーションや発色を楽しめそうだと思い、海遊館のゴールをクラゲに設定した。使用カメラはLeica M10。レンズはプラナー50mmf1.4。マニュアルレンズのみなので、ピント合わせには苦労したが、クラゲは基本的にあまり動かないため撮りやすかった。ただ、最短焦点距離が長いため、寄って撮影することは難しかった。

できるだけ本当の色に近くなるように現像してみた。
透明感のある青。
少し青を強めに現像してみた。非現実的に見える。
鮮やかすぎる青。
光っているように見える青。

Leicaで撮影しながら、隣で夫がSONY a7R4で撮影しており、解像度や寄って撮影できることに羨ましさをとても感じたが、できる範囲で撮れるいい写真を撮ろうと奮闘していた。それはそれで苦行だが楽しい。

涼しいと感じる色とは?

青。といっても一点を見て青と言える写真ばかりが涼しいと感じる青色ではないはず。水族館の水の中にいる生き物の写真には青が写っていなくても、青であると感じさせられる。

カクレクマノミ、オレンジなのに、涼しげ。
水の色を緑寄りにしてみた。
それでも深い青のように見える。
水飛沫。深い青で涼しそうどころか、寒そうにも見える。
ペンギン。白が涼しげ。
ペンギンが画面に入っているだけで、涼しい。色関係なくそう思わされる。

最後に

「涼しい青を撮りたい」ので、「海遊館へ行こう!」は安易だったが、オーソドックスでよかったかもしれない。今回はそもそも色だけでなく、場所としても涼しいもののある場所だったので、撮りやすかった。もっと寄って撮影がしたいと感じたので、次は違うカメラで挑戦してみてもいいかもしれない。

夏場を涼しく感じるための「涼しい色」をあと2ヶ月ほど探し求めそう。
季節ごとに求めている色は、色を目に入れるだけで気分も変わる。

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