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【29歳男性育休】今日から6ヵ月間の育休生活をまとめたBook『男性育休Book - Paternity leave -』(仮称)の下書きを投稿代わりにします!!         《 奥さんに聞いた “男性が育休を取ったことで良かったことは?”の話&ちょっと心がラクになる言葉や考え方 》


 散歩の時に聞いてみました!「うーん、やっぱり何をするにも一人じゃなかったっていうのは心強かったな。ご飯もそうだし、授乳もそうだし、お風呂もそうね。やっぱり居てくれると不安じゃなくなるのはすごくよかったなぁ~」と言っていました。「きっと世の中のお母さんたちから見たら、こんなに甘えられるなんて申し訳ないし、怒られちゃうかもしれないけど…」とも言っていましたが、家族の在り方や子育ての仕方は家族の数だけあります。真面目であればあるほど、人と比較して、無駄にダメージを喰らうことが多いので、育休を取るという選択をするような人と結婚したからこそ、今があるわけなので、ぜひ自分たちの家族の在り方や子育ての在り方を築き上げていくことを目指してほしいと思います。

 ただいくら夫婦同時に育休を取ったとしても長い目で見ると、夫婦だけの子育てには限界があります。少子高齢化が問題になっているのは間違いないですが、人口が減っていることよりも、家族の人数が減っていることが問題の本質です。ここ30年間で核家族が急激に増えたことによって、あらゆる出来事(育児・介護・家事など)でワンオペを生み出しているのは支えてくれる人の数の絶対的不足が原因です。
 夫婦同時育休でも、実家に頻繁に帰って、孫の顔を見せに行くついでに夫婦の時間を取ったり、お掃除や家事代行など外部サービスを上手に活用しながら、うまく息抜きして、2人とも頑張りすぎない子育てをしていくことが長続きするコツかもしれません。(育児半年なのにすみません…(;´∀`))


ちょっと心がラクになる言葉や考え方


 知っているか、知らないかで結構大きな違いが出るのが言葉や考え方です。同じ出来事でも“解釈の違い”だけで、良しと捉えるか、悪しと捉えるか変わります。できるなら気が楽になったり、楽しい方向に解釈したいですよね。個人的に言葉を集めるのが好きなので、いいなと思った言葉をストックしています。育休中にいいなと思ったものを挙げてみます。

“ 子育ては手抜き。でも気は抜くな ”
 何かの本に書いてあったおばあちゃんの言葉です。この言葉に何度も救われましたね。1日に何十回も頭の中でエンドレスしている日もあったくらいです(笑) 子どもと全力で向き合うために育休を取ったんだから…と罪悪感や申し訳なさを感じることも多くありましたが、長い目で見たらとてつもなく長期戦なのが子育てです。手を抜く自分を許してあげられるそんな言葉です。でも、決して気を抜かないところが、親の責任の部分というか絶対にズラしてはいけないところなんだなと、背筋がしゃんとなります。

“ 頑張りすぎないことが、頑張り続けるコツ ”
 これは育休を取ってみてすごく実感した言葉です。振り返ってみると、学生時代や独身時代は、部活や大会、テストや試験など、様々な場面で短期決戦が多かったんですよね。若いエネルギーを使ってガンガン集中砲火して、結果を出すことが当たり前、そうじゃないと頑張っていないでしょ?みたいに思っていました。でも、子育ては明らかに今までと違う種類の長期戦で、好きとか嫌いとか関係なく、続けていかないといけないものです。短期決戦で頑張って、燃え尽きちゃったら家族離散の危機です(笑) 頑張りすぎないことが、実はいちばん長く続けられるんだなって実感しました。ランニングも、ダイエットも、食事も、仕事もすべてのことに通じている考え方です。

“ 「好き」と「愛している」の違いは何か?という質問に対して 『花が好きという場合、ただ花を摘むだろう。だが、花を愛していれば、世話をし、毎日水をやるだろう。これがわかるものは、生きることを知る』- ブッダ - ”
 ちょっと哲学的ですが、すごく分かりやすくて、スッと入ってくる感じがします。子どもにもきっと違いがわかるんじゃないでしょうか。育児に参加しないお父さんが「子どもは好きなんだけどな」みたいなセリフをいうことがありますが、「愛する」までには到達できていない人の言葉なんだと思います。違う章でも書いたように、男性は子育てをして初めて、本当の意味で子どもに愛を感じます。無償の愛や親子愛、家族愛など色々な愛のカタチはありますが、愛することの本質的な核の部分はこの言葉に集約されている気がします。

“ 創造的休暇 ”
 アイザック・ニュートンの言葉です。別の章でも書いているので詳細は省きますが、育児休暇を創造的休暇と解釈すると、色々な幅が出てきます。育児をするだけにとどまらず、自分の可能性を広げたり、普段できないことに挑戦してみたり、育休中だからこそ何かをやめてみたりと、可能性は∞です。育休はバージョンアップできる絶好の機会かもしれません。


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