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涙が流れるようになってきた!

 昨日まで『おさるのジョージみたい』なんて言っていたのに、今日の朝みたらすごく人間っぽくなっていて、赤ちゃんの成長スピードって早すぎて大変です💦

 涙も生成されるようになってきて、ウルウルして瞳で泣かれると、どうも弱いです(笑)ひとりで寝られるように、ベビーベッドで寝トレを少しずつしているけれど、カワイイのでみんな抱っこしちゃうというパターンも多々ありです。

たまたま読んでいた本に、男性育休の科学的な良さが載っていました。

出口さんの本は他にも『お金』に関するのもすごく分かりやすくて、いいのですが、これもあたりでした!

 哺乳類の中でも、子育てに時間がかかるのが人間です。しまうまやキリンなどは生後数時間で歩行可能になりますが、人間の赤ちゃんは10ヵ月程度を要します。成人になるまで15年から18年かかります。

 他の動物にはない特徴が人間には2つあるようです。『頭(脳)が大きい』『二足歩行をする』ことだそうです。二足歩行するために、骨盤を小さくし、それによって産道をギリギリ通過できます。未熟児スレスレで生まれてしかないので、生まれた後に手厚い保育が不可欠です。女性は出産と同時に愛情ホルモン(オキシトシン)が大量に分泌されます。お母さんは元から母性愛があるわけではなく、そういないと未熟な赤ちゃんを育てることに耐えられないからだそうです。

科学的に見ても、父親が子育てをしたほうがいい

 東京大学教授の池谷裕二さんの著書『パパは脳研究者:子どもを育てる脳科学(クレヨンハウス)』の中で、母親が子育てをいとわないのは、オキシトシンが分泌されているからです。一方、男性はオキシトシンは自然には分泌されません。男性は、実際に子どもを育てる作業を通じてオキシトシンが分泌されます。つまり「子育て」というプロセスを経ることでオキシトシンの分泌が促され、子どもに対する愛情が芽生えるのです。
男性の場合は、子どもがカワイイから面倒を見るのではなく、面倒を見るからカワイイという気持ちが生まれるのです。したがって、父親が育児休暇を取って、子育てをするのは、科学的にも理にかなっているのです。もっといえば、男性は育児を行うことによって、愛情にあふれた一人前の男性に成長していくのです。

 EUでは「新ライフワークバランス指令」の中で、『最低4ヵ月の育休を両方の親に個人的権利として与えなければならない」と明記されているそうです。医学的には、2~3ヵ月は子どもの面倒を見ないとオキシトシンが十分に出ないことが分かっているそうで、EUに習って、働く父親に対する育休制度をもっともっと拡充すべきです。ー出口さんの解釈ですー

 ここからは僕の解釈ですが、以上の事を知って、思ったことは”愛とは技術であり、覚悟でもある”というフロムの言葉は、むしろ母親よりも父親に向けて発信されている熱いメッセージだなぁと…。つまり、父親になる人は、母親以上に”覚悟”を決めないと、親”で”あり続けることはできないということですね。身が引き締まる思いです。結果的に6ヵ月の育休を取得しましたが、オキシトシンをばんばん出して、復帰したいと思います(^^) 自分の子どもだけでなく、生徒に対しても良い効果が生まれますね。一石三鳥くらいです。

 まだまだ読みたい本や映画もあるので、その都度発信していきます。育休期間は赤ちゃんにも負けない成長スピードを見せたいと思います!!

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