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男性育休を取ってみて1カ月。~ 少し見えてきたこと、わかったこと ~

 4月8日に息子が産まれて、5月1日から育児休暇を取って約1ヵ月経ちました。早いような、遅いような不思議な感覚です。育休終了まであと5ヵ月ありますが、最初の1ヵ月で見えてきたこと、分かったことを書き残しておきます。分かり切っていることは抜きにして書きます。

 まずは『明日の事を考えなくなった』ことです。今朝、太陽を浴びながら、瞑想をしていたら、ふと「あ、明日の事考えなくなったな…」と気付きました。学校現場にいた時は、必ず授業があるので、明日の授業準備をしないといけないので、絶対に”明日”の事を考えていました。それが普通になっていたけれど、育休を取ると、明日の事を考えずに、”今日”どうしたいか、どう過ごすかを考えるようになって、”いま”に集中して、1日を丁寧に、じっくり生きれるような気がします。

 2つ目は『夫婦の時間は意識的に増やさないと増えない』ことです。育休を取る前は、奥さんがワンオペになって、産後鬱になるのが心配だったのが半分、育児は大変とは聞くけど、楽しくできるんじゃないかという挑戦が4割、子育てをしながらも、夫婦の時間、個々の時間をつくって豊かな時間にしてみたいが1割でした。

 2人で育休を取ると、自然と一緒にいる時間は多いのですが、うちは”時差育児”をしているのと、個々の時間も大切にしているので、夫婦でゆっくり過ごす時間が意外とないことに気付きました。育休を取っていても、意識しないとダメなら、働いているお父さんたちはもっと意識しないと時間を生み出せないですよね。人間って、一緒に過ごした”時間”よりも”接した回数”が多い方が愛着度や親密感が生まれるそうです。

 3つ目は『バランス感覚ってすごく大切』です。育児に限ったことじゃないですが、偏りすぎることって良くないんだなと思います。榮倉奈々×安田顕さん主演の映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています』の中で、榮倉奈々ちゃんがこんなことを言うセリフがあります。

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「頑張らなくていいんです…。夫婦っていつも一緒にいるから、”頑張れない” んです。頑張りすぎると疲れちゃうから…。」

 本もたくさん読みました。豊かな時間の過ごし方もだんだんと見えてきました。息子に授けたい習慣も身に付き始めました。奥さんを笑顔になる数もどんどん増えています。

 でも、善いと思っていることも ”すぎる” と毒になることって多いです。自分の理想や想いだけを追い求めるんじゃなくて、時には「まあ、それくらいでいいんじゃないかな」くらいの余裕や余白が、夫婦の中では自分たちが考えている以上に大切なんだなって気付いた1ヵ月でした。

 そんな事を思った今日この頃です。ってことで今日はサウナ行ってこよーう(^^) 行くんかい!!

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