見出し画像

寝るとき ”まぶたを閉じる” を知らない…のかな!?

 たぶん、知らなかった(笑)眠いのに、ずっと目を開けているので、指でそっとまぶたに触れると反射的に目をつむって、スヤスヤっと寝始めました。『ま、まさか、、、寝る時にまぶたを閉じないと寝れないことを知らなかったんじゃ…』という仮説は、おそらく当たっている(笑)

 改めて『自分の当たり前が、相手の当たり前』だと無意識に考えていることに気が付きました。何も知らない、何も経験した事がない赤ちゃんだということを、ふとした時に、忘れてしまいますね。1人の人間として尊重することは、別に”教えない”のではなくて、教える”内容”よりも、”教え方”の話であることを勘違いしないようにしないとなぁ。

 今の話は、働き方改革にも通じるものがあります。仕事そのものに不満とか、合っていないとか思いがちですが、多くの人は”働き方に問題がある”だけで、働き方が健全であったら、きっとその仕事を続けられるし、好きにもなるし、天職になる人も多いんじゃないでしょうか。その本質的な部分がズレるから、言葉だけの働き方改革になっていて、実質的には何も変わっていなかったんだなぁと思います。

育休を取って約1カ月。子どもが産まれてから約50日

 ずっと、一緒にいるので、もう9月くらいの感覚です。体に染みついた学校のリズムを感じますね。夏休みと同じくらいの休みの日数なので、そうなっちゃいますね。

 相対性理論で有名なアインシュタインは、”時間の流れは人によって違う”みたいなことを言っていた気がします。大人になるにつれて、時間を早く感じるようになるのは、本当だそうです。驚きや発見が少なくなっていくにつれて、時間が過ぎるスピードは速くなっていくようです。

 逆に、小さな子は毎日が驚きや発見の連続なので、時間がゆっくりの流れるため、長く感じる(長くなる)ようです。だから、育休を取ると”時間を長くすることができる!” 魔法の方法ですね(笑)

 実際、本当に毎日が驚きと発見の連続なので、体感的にも時の流れがゆっくりです。それに加えて、心の余裕や時間の余白もあるので、さらにゆったりとした時間を過ごしています。だからといって、豊かな時間になるかといえば、人それぞれですが、ひとつの形としてはありではないでしょうか。

僕が好きな作家 レイチェル・カーソンさんの『センス・オブ・ワンダー』

 僕たちの世代の中学校の国語の教科書にあった『沈黙の春』の作者であるレイチェル・カーソンさんは、世界がまだ環境問題に対して、ほとんど認識していなかった時に、いちばん最初に声をあげた環境家です。エヴァン・スズキさん、グレタ・トゥーンベリさんも含めて、環境について女性の方が声を上げるのが多いのは気のせいですかね。

 その後に出た『センス・オブ・ワンダー』は、私たち大人が忘れかけていたものを、思い出させてくれます。

 子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激に満ち溢れています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になる前に澄み切った洞察力や、美しいもの、畏怖すべきものへの直観力をにぶらせ、ある時はまったく失ってしまいます。もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な陽性に話しかける力を持っているとしたら、世界中の子どもに生涯消えることのない”センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性”を授けて欲しいと頼むでしょう。美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知のものに触れた時の感激、思いやり、憐み、賞嘆や愛情などのさまざまな形の感情が一度呼び覚まされると、次はその対象となるものについて、もっとよく知りたいと思うようになります。そのようにして見つけ出した知識はしっかりと身に付きます。

いつから、僕たちはこの”センス・オブ・ワンダー”を失ってしまったのでしょうかね…。子どもの心をいつまでも大切にしたいなぁと改めて思った今日この頃です。

 センス・オブ・ワンダーを大切にして、今日を丁寧に、懸命に、楽しく、おかしく、面白く過ごしていきたいです。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?