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一宮市ってどんなまち?⑤


いちのみや市100周年専門委員の福岡です。
マスクがマストな生活になって早一年ですね・・・。一時期は不足で探し回ったマスクも今は普通に買えるようになりました。布、ウレタン、不織布、フイルター付きなど色々な種類のマスクがありますが、個人的に気になってるのはカラフルな使い捨てマスクです。白一色だったものが、おしゃれに高機能に進化していくのをみると、人は困難の中でも楽しみを見出して工夫をやめないんだなあ、とちょっとうれしくなったりします。

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さてさて~今回のお題は「市民活動」
これまた難しい、というか私自身がよくわかっていません。
前回のように最後丸投げするパターンはもう使えません・・・。(犬飼さんに怒られますしねw)
と、なると、やはり今回も専門の人を探しましょう。

私が普段働いている、com-cafe三八屋はNPO志民連いちのみやが運営しています。(この辺の説明を始めると記事が進みませんので、興味のある方はこちらを読んでみてくださいね)


三八屋で一緒にスタッフとして働いている魚住さんは、一宮市の市民活動支援センターという文字通り「活動を支援する」最前線で働いています。
今回は魚住さんに「市民活動」について色々教えてもらうことにしました。

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(マスクでもわかる、いい笑顔ですねー)

ところで、皆さんは「市民活動」とか「市民活動をする人」についてどのようなイメージをお持ちですか?
私自身はと言いますと、元々はインドアの引っ込み思案。高校の部活は「茶華道部」「アマチュア無線部」そして3年間「図書委員」として過ごしました。
文化祭や体育祭で「ウエーーイ♪」と盛り上がる同級生を横目に弾けきれない青春時代を過ごして来ましたので、「市民活動」やそれを「する人」はすごく積極的だったり、「意識高い系」だったり、「ちょっと難しいことを言うひと」だったりするんじゃないか?という勝手な偏見がありました。(ごめんなさい)
自分とはきっと生涯関係ない世界なんじゃないかな?とすら思ってましたよ。

まずは、ネットで市民活動って、何?を調べてみました。
色々な堅い文章がたくさん出てきましたが、私でもわかる文章はコチラでした。

自分だけの為でなく、皆の為に自分からすすんで行う色々の活動を「市民活動」という。

これだけを読むとやっぱり特別な、とても良い人がやるイメージ・・・。(わたしだけですか?)
これまた自分とは関係ない気分になってきたので、実際のところどんな活動があるのでしょう?
センターで色々教えていただきました。
現在一宮市でセンターに登録しているのは537団体だそうです。(欠番もあります)

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(たくさん団体のファイルがあります)

登録団体一覧はコチラから(一宮市民活動情報サイト)

いろんな会がありました。スポーツ、子育て、環境を守る、音楽、芸術、ペット・・・。
個人的に気になったのは、「一宮初もうでジョギングの会」「キラリ女子塾」などなど。サイトからは団体の説明や独自のホームページを見ることが出来ました。
思ったより多種多様で驚きました。
人の関心、興味は色々ですよね。
様々な活動がある。というごく初歩的なことを理解しました。

団体名に「おさんぽや」というのを発見。
ホームページにお邪魔してみると・・・
「子供の健全育成を図る活動」をしている会で、活動内容を見てみると、
「真清田神社で神主さんから手水を習い地域の話を聞いたり、わらべうたをうたいましょう!」とか、まんまるぽんぽ→わいわい食卓を囲もう!とかあって、自分が子育てしている時にこのような会に出会っていたら、あの苦しい孤独な子育ても、もう少し楽に、楽しくできたのでは?とちょっと涙。

福岡からここ一宮市に引っ越ししてきた時は、3歳の暴れ泣きする長男(引っ越しで環境も変わり不安定)と、一歳未満の夜泣き全開の長女を抱えて周りに相談出来る相手もいなくて、ほぼ泣いていました。

時を経て、今、子育て真っ最中の人を見ると、何か手伝ってあげたい。
私で力になれることがあればしたい!って自然に湧き上がる気持ちがあります。
そんな気持ちを表現して実行しているのも市民活動なんですね。(あってます?)
いきなり世界を変えたりは出来ないけど、自分の周りをほんの1ミリ、ちょっと明るい方向へ。自分の住んでいる街がちょっと心地よい街になるように。自分の出来ること、得意なことで分かち合う。

色んな人達がそんな気持ちの水滴を水面に落としたら、少しずつきれいな波紋が広がってたまには重なり合ったりしながら今よりちょっと美しい世界になるんじゃないかな。
そんなことを考えたりしました。

センターでは活動をする上で困ったら色んな相談に乗ってくれたり、活動を進めていく上で必要な物の貸し出しなど色んな業務があるそうです。

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自分で何か始めたい!をサポートすることから、すでに活動している団体のスキルアップや問題解決の相談などに対応しているそうです。
他にも、市民活動の考え方とか、一宮の市民活動の特色とか、伸びしろの部分とかたくさん教えてもらいました・・・が、もうワタシの筆力の限界を超えています。つづきはコチラを見ていただくとして、

魚住さんからは、
こんな事、相談してもいいのかな?なんて思わずに気軽にセンターに来てください。とのメッセージをいただきました。
ぜひ、駅ビルに来られたら、どんなところか覗いて、チラシやパンフレットを探して見るところからはじめてみませんか?

*センターでもらったチラシの中に「もうやいこ」という言葉をみつけました。

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北九州生まれのワタシにはまったく意味が想像出来ない言葉です。
なんだか気になったので地元出身の方達に色々意味を聞いて見ると
例えば
「このジャンパーをお父さんともうやいこしてる」 
「妹と餃子のタレ、もうやいこしてね」など「1つの物をシェアして」というニュアンスなんだけど、どうもそこには「仲良く、一緒に」という意味が含まれている感じがしました。

語感も可愛っくていい言葉ですね。最近ではあまり使われて無いみたいですけど、今回色々、市民活動ってなに?を考えていてこの言葉が一番しっくりする気がしました。

私が感じた市民活動とは・・


私の経験や、私の出来ることを、あなたと「もうやいこ」したいのです

そんな気持ちから始まるのかな、と思いました。


100周年の記念事業では「市民チャレンジ事業」を募集しています。
このnoteでも、随時、記事にしていく予定です。
これからも頑張って書きますのでぜひ読んでくださいね!!

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