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ポリアモリーな愛のはなし

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#モノアモリー

元カノに会った話(4)

真剣に私の話に耳を傾けた後、リズは、こう言った。
『私たちの関係は私たちで決めるもの。エリーと彼との関係も、2人で決めるものと思う。エリーと彼との間に、何かさらにコミュニケーションしなければならないことがあるのかもと思うけれど、2人の間のことは、私が何かを言うものではないと思うの。
私が言えるのは、私と彼との関係は、2人の間の、特別で、かけがえがないもの。そしてこれからも続いていくもの。でもそれは

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元カノに会った話(3)

2人の絆の強さに諦めのような感情の一方、リズを好きになる気持ちもわかるなとも思いはじめていた。聡明で、愛情深く、さっぱりとして、セクシー(魅力的な、というようなセクシー)。こんな面倒な出会い方じゃなかったら、友達になれたかもしれない。

アルゼンチンから来ている彼女と面と向かって話せる機会も限られてるし、私もありのまま話してしまおう、と思って、彼に、“思ってること、話していい?”と聞いた。彼は、も

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ある日のデート in ロサンゼルス(1)

ある土曜日は、ヨガのクラスから始まった。その日のクラスはアイアンガーという、ロープやベルトやらを使う中級クラス。彼は膝の調子が良くないようで、少し調整しながらポーズをとっている。エクササイズを一緒にする彼はいつもながらセクシーで、ソワソワしてしまう。私はそのいたずらそうな目に弱い。なんで私の人生にこんな人が飛び込んできたんだろう?と考える。

それから、ビーチ沿いをドライブして、Big Duma

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元カノに会った話(1)

彼は、今日はピックアップしていくよ、一緒に行こう、と言った。美しいビーチサイドをドライブして、15分前くらいに、ピアのカフェに着く。平日だからかすぐに席に通された。いつもは外の席を待つけど、その日は中の席にした。

彼は私のワンピースが気に入ったようで、今日はいつも以上に素敵だ、とニッコリした。落ち着かないのでレストルームへ行き、鏡で肩紐の位置を整え、リップを塗り直して、ハーフアップにした髪を心な

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元カノに会うことにした話

私が嫉妬心で爆発するたび、彼は、彼の誠実さで一生懸命に私とコミュニケーションを重ねようとしてくれた。ポリーであることは大前提なので、彼は自分がリズを大好きであることを謝るわけではない。それは私が求めていることでもない。彼は、ポリーである自分として、愛する人が傷ついているそのことに、心から寄り添おうとしてくれていた。

私も自分自身がある部分ポリアモリーなので、彼の言わんとすることはわかる。私は心の

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元カノへの嫉妬(3)

こんなこともあった。

マリブに別荘を持つ彼の友人のインスタに彼がタグづけされていて、朝焼けを見に行った、と美しい動画の投稿があった。そこには彼の嬉しそうな顔と、そしてとなりに、同じように幸せそうな、リズが、いた。

その日は用事があると確かに彼は言っていた。そして、アルゼンチンからリズが訪ねてきていることも知ってたから、あまりこちらからは連絡をせずに、リズとの限られた時間を楽しむとよいよ、と気軽

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元カノへの嫉妬 (2)

さて、元カノの写真がベッドサイドテーブルにずっと飾ってあったことに気づいた話の続き。

これはポリーであること、だけじゃなく、彼の特徴。普通に考えたらわかることが彼にはわからないみたいな時がたまにある。だから仕方ないとも思った。しかし、なんでわかんないかな、そんな当たり前のことが。。。

あまりに苦しいので、何に対してショックを受けて、怒っているのか。よーく考えてみた。

私がショックだったのは"

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元カノへの嫉妬 (1)

しばらくして、関係も落ち着いて来た頃、トイレに立った彼の後ろのベッドサイドにいつも置いてあったヤシの木の絵の写真立てが目に入った。その日はふと、その後ろに写真があることに気づいて、お母さんかな?とヤシの木をめくって後ろを見ると、なんとそれはリズと彼の付き合っていた頃の2ショットだった。

一瞬あたまが真っ白になり、何にも考えられなくなってしまった。いつから?なんでここに?元カノの写真、ベッドサイド

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恋愛がはじまる、ポリアモリーの彼と。

さて、5回目のデートもビーチ近くの邸宅で、犬を散歩したり、ご飯を食べたり楽しんだ後、彼は改まった口調で、君に興味がある、好きになってしまいそうだ、君のLoverになりたい、と言った。私は私で、今までに会ったことのないようなタイプで興味が湧いてきている頃だった。特に、とても生きづらそうなタイプなのに、どうやって今の立ち位置まで努力してきたのか、このユニークなコミュニケーションスタイルはどうやって築か

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ロサンゼルス彼との馴れ初め(3)

夕方、ビバリーヒルズにあるカリフォルニアンレストランで待ち合わせしたのが3回目のデート。美味しい野菜が食べられるカジュアルなこのお店で、オーダーの仕方がわからない私にちょっとアドバイスしたあと、お店の人と詳しくやりとりしながら、真剣に考えてオーダーしていて、食にこだわりのある人なのかも?と思った。やっぱりパティオ席を選び、太陽が眩しいからと、ティアドロップのサングラスをかけた。季節は初夏で、夕方と

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フレディ・マーキュリーと元カノ

ボヘミアンラプソディー、を見た。

映画では、メアリーへの愛情がフレディを支えていた様子が描かれていて、私のロサンゼルスの彼にとっての、元カノ、リズへの気持ちがなんだか前より理解できたようなので、そのことについて書きたい。

前の方のノートには書いたけど、私はポリー気味で、彼が誰かのことを想っているのは全然良いんだけど、具体的な話は全く聞きたくない。でも彼は、彼女への愛は別物だから、と私には彼女の

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ロサンゼルス彼との馴れ初め(2)

彼との2回目のデートは、ハモサビーチのハンバーガー屋さんだった。この時の彼はコーチングの仕事帰りで、Tシャツとハーフパンツで、周りの店員やその他の客にご機嫌に話しかけてて、初回の印象と全く違って驚いた。

くるくる愛らしい人なつこい目と、話しやすさと、たくましい胸板と二の腕に、ワクワクしたのを覚えてる。あら、結構楽しいじゃん、って。

バーガー屋さんなんだけどアルコールを出す店で、私と彼はウイスキ

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ロサンゼルス彼との馴れ初め(1)

オンラインで繋がった彼とのはじめてのデートは近所のイタリアンレストランだった。本当はメキシカンレストランにいく予定だったんだけど、予約してなかったから混んでて入れなくって、近くのイタリアンに変更。中より外が好きということでパティオ席に座って、いろいろ話した。

写真で見るよりおじちゃん、で、学校の先生っぽい垢抜けなさが漂っていて、変わった人だな、という印象だった。大きな目がじっとこっちを見ていて、

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サンフランシスコの彼とのポリアモリー的 恋愛観

さて、ここまでロサンゼルスの彼の話を書いてきたけれど、ここで私の話も少し。

私には20年以上人生を共に歩んできた彼がいる。入籍もしているし、彼のことはずっと大好き。人として尊敬しているし、子どもたちのパパでもあるし、今後の人生も共に歩むつもりでもいる。

彼が仕事の都合でサンフランシスコに拠点を構えることになってからは、毎日フェイスタイムでいろいろ話す。長い2人の生活から、私が母になり、同時に

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