133の卒業論文!「ボードゲームの可能性 ~教育利用される未来を見据えて~」

133です。

まさか、2回目の投稿が卒業論文の投稿になるとは…

133があれだけ忙しそうに卒業論文に何を書いていたのか??

それは

「ボードゲーム」

についてです。


ボードゲームがどうした?って感じですよね。

133が書いたのは

「ボードゲームがどのような可能性を持っているか」

という内容です。


「たかだか遊びでしょ?」
「所詮、ゲームでしょ?」


そんな声も多く上がると思います。


ボードゲームナメたらいかんですからね!!!
そんな卒業論文を書かせていただきました。

じゃあそもそもなんでこれについて研究しようと思ったのか?

その辺の前文をそのまま転載したいと思います。

私は大学生になり、ボードゲームをするようになった。近年、ボードゲームを代表とするアナログゲームがブームになっていると言っても過言ではない。発売される商品の数は年々増加傾向にあり、ゲームマーケットなどといったフリーマーケット市場でも規模を年々拡大している。また、街中にある書店や量販店においてもボードゲームでコーナーを設けて、発売しているほどである。
ボードゲームと言っても昔からあるような囲碁やオセロ、将棋、チェス、人生ゲームのようなものだけではない。戦術や戦略、時には運や交渉なども勝敗を左右するゲームである。例えば(株)ジーピーの「カタン開拓者たち」というボードゲームを例にあげる。これは1995年にドイツで発売されたボードゲームであり、日本でも広く普及している。プレイヤーは自分のもつ開拓地を発展させるために様々な資源を集める。資源を集める方法はサイコロによって採集をするか、他プレイヤーと交渉して物々交換をするか、資源を用いて発展することで資源を得るかの三択に大きく分かれる。それらを上手く駆使して都市をつくったり、道をつくったりして、それらに応じてポイントを得ることができ、先に10ポイント獲得したプレイヤーが勝利となるボードゲームである。このボードゲームを私が最初にやったときに、多くの要素が絡み合いながら勝利を目指すため、とても頭が疲れたという感想を得た。ボードゲームはやれば、やるだけ、終わった後の疲労感から頭を使ったことがわかる。
この頭の疲労感とは、脳を使ったことからくるものであり、学習効果が期待できないかと考えた。また、交渉など対人コミュニケーション能力もボードゲームでは必要となる。そして、ルールを守る、相手のプレイを尊重するなどといった人間性も必要とされる。
このことからボードゲームは教育利用できるのではないかと考えた。ボードゲームは多岐にわたる可能性を孕んでおり、次第によっては教育利用できるのではないかと考えた。それを調べてみたところ実際に、既に研究がいくつか行われている事例がある。私は今回のこの論文で、それらをまとめると共に自分なりの見解も示しつつ、ボードゲームと教育にどのような関連性があり、ボードゲームの教育利用にどのような可能性があるのかを考察していきたい。
以下、第1章ではボードゲームの歴史の紹介と種類分けを行う。ボードゲームに関する固定観念のようなものを無くし、この論文の中でのボードゲームの定義を行う。第2章では、ボードゲームが娯楽以外の目的で利用されている事例を紹介し、自身の見解などを加える。具体的には教育現場、医療現場、企業の3機関である。それらの場所でボードゲームがどのように活用されているのかを見ていく。第3章ではボードゲームがどのような能力を育てるのかについて見ていく。また、育てる能力が関連して教育にどう活かせるのかについてさまざまな視点から考察する。終章ではそれまでの第1章、第2章、第3章を総括してボードゲームが教育利用できる可能性について言及する。
卒業論文「ボードゲームが持つ可能性~教育利用される未来を見据えて~」

というものです。

続きが気になる方はぜひ、卒業論文を一読下さい!

また、この卒業論文の中で登場した坪内康将氏と2月24日22時10分より、この卒業論文についてTwitterのスペースにて対談予定です!

卒業論文を読みつつ、こちらの方もご視聴下さい!


卒論は以下にあります!

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