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【妄想ライオンズ 19】2022レギュラーシーズン振り返り その2

交流戦になっても、負ける時は貧打、勝つときは接戦でしのぐという流れが続く中、阪神に甲子園で打たれてからヤクルトにも続けて3連敗を喫する。特にヤクルト戦は、全て接戦であったものの、細かいところの野球の質の違いをみせつけられた感がある。村上も打ってはいるけれどまだ山川の方がホームランは多い段階。

交流戦は10年代のパリーグ圧勝から、だいぶ潮目を過ぎた感があって、セリーグの投手にも全般的にパワー投手が増えてきていることと、パリーグの打者のフルスイング、強振スタイルに適応できているように見えて、セリーグのスモールベスボール、ワイズな細かい野球が押し戻しているように見える。

交流戦は何とか五分で乗り切り、順位も3位をキープして前半戦の追い込みを迎える。

交流戦明けから、思いがけずというと申し訳ないけれど、快進撃?というか、あれよあれよという感で順位を上げていく。

6月17日から6月29日までの10試合で8勝2敗。なんとその間、3点以上取られた試合は0。でも、勝った試合も、5点以上取ったのは日ハムとの2試合だけで、他はみんな1、2点差。貧打の中、先発陣と、いわゆる勝ちパターン+本田あたりが大車輪の活躍。

パリーグは前半で楽天が一気に貯金を18もしたのに、7月に入ると借金目前の4位まで転落。日ハム以外の5チームがほぼ団子状態という混戦模様でオールスター後に臨んでいく。

また、6、7月はコロナが猛威を振るっており、どのチームは一回はコロナによるメンバー不足の状態に陥っていて。そういうところをどう乗り切れたかというのも大事なところ。ライオンズは増田と源田が抜けてしまう時期があったものの、後ろは平良が水上がしっかり穴を埋めた。打線は苦しかったけれども、何とか大きく崩れずに、投手陣の踏ん張りに加えて、7月の中盤からは打線もようやく活発になり、一瞬首位を奪い、結果として2位をキープして前半戦を終える。

相手を圧倒して勝つ、という試合が少なく、勝っても焦ったい試合が多いけれども、あれよあれよで首位もうかがえる位置で折り返すことに。熱い夏が待っています!

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