【妄想ライオンズ 116】もしも、ソトを敬遠していたら?
9回終了時点では、ロッテの吉井監督としては最悪の展開だったはずだ。
なんとかライオンズの武内から1点をもぎ取り、捕まり始めたメルセデスを打者二巡でさっと替え、6回から勝ちパターンの継投を注ぎ込んで逃げ切りを図る。
7回には下位打線がつながり2点目をとり、絶好の状況だった。
しかし、今年のラインズは違う。
8回の表、抜ければ1点というところで、金子がフェンスを恐れない劇的なファインプレーを見せる。
これでムードは変わった。
しかも、8回の裏の先頭は金子。
その金子が、沢村