so

創作絵本ストーリーを投稿させ頂きます 誰かに思いを届けられたら幸いです🍀

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最近の記事

クモ

ぼくがうまれたひ ママがおしえてくれたこと 『ぼうやたち おおきくなったら じぶんのおうちをさがしにいくのよ もりもいいわ こうえんもいいわ とかいにいくなら あかりがたくさんともるところにするといいわ たべるものにこまらないからね』 ぼくはきょうたびだつことにきめた きょうだいにわかれをつげた ぼくはとかいにむかった もりのせいかつはゆったりしていて たのしかったけど しらないせかいをしりたかったんだ びるがたちならぶ ぼくは さっそくすをはりは

    • 僕に贈る言葉

      君が視ている全ては 君の全てでは無いんだと 何度言ったら伝わるだろう 君を形作るものは 神から与えられた身体 神から与えられた思想 神から与えられた運命 何一つ君自身では作り得ない物なんだ だったら 何に縛られる事があろう 自由に ただ 自由に息をしていこうじゃないか #若者 #10代 #青春 #君 #無意味 #自由

      • 思春期

        叩きつける雨の中 君は 傘もささずに 笑ってる? 泣いてる? 怒ってる? 僕にもほんの少しお裾分けしてくれないかな 君が抱え込んでいる 楽しさも 哀しさも 怒りも ほんの少しでいいんだ 君の一部になりたいんだ 今にも壊れて無くなってしまうように見えるんだ ほんの少しでいいんだ 僕の一部になる気はない? #闇 #孤独 #雨 #喜怒哀楽 #傘 #思春期

        • バクのゆめ

          きょうも ねむりについたこどもたちのまくらもとにたち ゆめのあじみのじかんだ ぼくはどんなゆめもたべることができるけど ちかごろのゆめはまずくてしかたない むかしはよかったさ おねしょしてないてるゆめ おばけがこわくてないてるゆめ アイスキャンディーがはんぶんとけておっこちて ないてるゆめ はしってころんでないてるゆめ しょぱいゆめはいくらでもたべられたね でもさ ちかごろのこどものゆめは あじがしない おおきなにもつをかかえたおとしよりがあるいていてもしらんぷり

        クモ

          ぼくオオカミになっちゃった

          あるあさ ぼくはオオカミになってた ぼくはウサギなのにオオカミになってた なんどめをこすってもかわらない かがみにうつるぼくはオオカミだ ウサギのパンツはちいさすぎる けど どうにか はかなくっちゃ どうにかこうにかみじたくをして ぼくはいえをでた しばらくあるいていくと はとのポッポのすがたがみえた 『ポッポー』 ぼくはおおきなこえでおおきくてをふった ポッポはぴたりととまった ポッポはいちにとあとずさりしたかとおもうと くるりとむきをかえてとびたった そうだ ぼ

          ぼくオオカミになっちゃった

          365

          雨が止んだ 雲のきれまから差し込み光を 目を細めながら見上げた どこまでも広がる青い空 自然の中の僕はちっぽけで 笑えてしまう どこまでも続く白い雲 自然の中の僕はちっぽけで 泣けてしまう 365日 僕は笑って泣いて そうやって 僕は寡黙になった 何が良くて何が悪いのか 雨が病んだ 僕も病んだ 今日で全てを終わらせよう 明日 新しい 僕に出会う為に #雨 #雲 #人間 #人 #空 #青 #僕 #新しい #生まれ変わる

          あめふらしのこおに

          あめふらしのこおにのおしごとは あめをふらせること かわいただいちをうるおすあめ おはなをそだてるあめ わきみずをたくわえるあめ あめふらしのこおには あめをふらせることがだいすきでした しかし ちがごろは くつがぬれるだの かみのけがをまとまらないだの おせんたくものがかわかないだの もんくしかきこえてきません もんくはおおきくなってそらをうめつくします こまったこおには なんでもたべーるぬまにそうだんしました なんでもたべーるぬまはわたしがたべてあげるといいました

          あめふらしのこおに

          あめふらしのこおに

          ぼくはあめふらしのこおに どんどこどーん どんどんどん たいこたたいてあめふらし 『きょうはこのへんであめをふらそうかな』 ぼくがちかずくとみんなおおあわて こうえんからかえるこどもたち おせんたくものをとりこむおかあさん いめごやのペンキぬりをやめるおとうさん 『さーそろそろあめをふらせようかな』 あめふらしのこおにがたいこをたたきます どんどこどーん どんどんどん あめ あめ ふれふれ どんどこどーん ぼつ ぽつ ぼつ やさしいあめがふりだしました 『

          あめふらしのこおに

          あめあがりのひのおさんぽ

          なっちゃんはあめがだいすき あめあがりの みずたまりにうつる そらがすき みずたまりにうつる くもがすき みずたまりにうつる あじさいがすき ひとつ ふたつ みっつ みっつめのみずたまりで あしをとめました みずたまりにうつっているのは あめふらしのこおにです なっちゃんはこおにがおどろかないように みずたまりごしにおはなしします 『こんにちわ こおにさん』 でも びっくりしたこおには くものなかにかくれてしまいました なっちゃんはみずたまりからきえたこおにに

          あめあがりのひのおさんぽ

          あめのひのおさんぽ

          なっちゃんはあめがだいすき あかいながぐつ きいろいあまがっぱ あおいかさ しんごうきみたいでおきにいり みずたまりをみつけて まわりをみわたして しゃがんで だれもいないよ はい ジャンプ きのしたをみつけて まわりをみわたして しゃがんで だれもいないよ はい かさまわし かさのうえ たのしい たのしい おんがくかい ぴとぴと ざーざー ぴちぴちざー ぴちぴち ざーざー ぴとぴとざー からだいっぱい かんじる かんじる めぐみのあめのささやきに ちか

          あめのひのおさんぽ

          もしもシリーズ もしもでんきだいがあがっていたら

          『あら やだ でんきだいが』 そういってママはけいたいをてにした しばらくしてでんきやさんがやってきた 『ろうでんではありませんね』 そういってかえっていった 『おかしいわね クーラーだってまだつかってないのに』 そのよ ぼくは なんだかねつけなかった ふとんをあたまからかぶってめをつむっても ひつじをかぞえても ふとんからあたまをだしてしばらくてんじょうをながめてた 『のど かわいたな』 ぼくはベッドからでて いっかいのだいどころにむかった れいぞう

          もしもシリーズ もしもでんきだいがあがっていたら

          公園のぶらんこが揺れている 木々がざわめいている 庭先のプランターが倒れている ベランダの洗濯物が絡まっている 風の悪戯 灰色の空の向こうをぼんやり眺めながら 灰色の空の向こうを想像してみる 青い空が ただ ただ 青い空が 広がっているはずなのに 風の悪戯 カーテンを閉めて 眼を閉じて 風の音に心奪われる #風 #嵐 #台風 #心 #諦め #空 #青

          宇宙防衛隊 キンベマーン

          僕は宇宙の平和を守る その名も宇宙防衛隊 キンベマーン 今日も宇宙の平和を守る為 パトロールに出動だ あれ! あそこでなにやら言い争いをしているのは 火星人のカイヤーと木星人のモクビーだ どうしたの? 2人に声を掛けます 『キンベマーン いいところに来てくれたよ』 2人は声を揃えて言いました 『カイヤーったらさ 昨日 地球に行ってカレーを食べて来たって言うんだ そのカレーが 僕のお店のカレーより美味しいって言うんだ』 モクビーは木星でカレー屋さんを経営しています か

          宇宙防衛隊 キンベマーン

          濁音の雨

          じめじめじめ じめじめごろ じめごろじめ ごろじめじめ ごろごろごろ ごろごろザアー ごろザアーごろ ザアーごろごろ ザアーザアーザアー ザアーザアーバシャ ザアーバシャザアー バシャザアーザアー バシャバシャバシャ バシャバシャドン バシャドンバシャ ドンバシャバシャ どんどんどん どんどんだん どんだんどん だんどんどん だんだんだん だんだんズキ だんズキだん ズキだんだん 両手を広げて 踊ろう 踊ろう 濁音の雨の中 踊ろう 踊ろう 裸足て 踊ろう 踊

          濁音の雨

          どこいくの?

          みんな みんな どこいくの? みんな みんな どこまでいくの? そろって そろって そろってさ ぼくは あっちにいってみる ひとりだって こわくない ひとりだって さみしくない わくわくするよ わくわくね ぼくは あっちにいってみる ぼくひとりでも ひとりでも #ペンギン #絵本ストーリー #創作 #同調不和

          どこいくの?

          暗闇の中で

          涙が頬をつたう 肩に手をやる 背中を撫でる ぎゅっと抱きしめる 優しく包みこむ そっと見守る その場を去る 怪訝な顔をする 側に居た人と談笑を始める 何パターンもの行動の中で 双方の感じ方で 変わり行く感情のカケラ 同じ場面でも 皆捉え方が違う なら 心が軽くなる捉え方をしょう 心の中だけは 誰にも邪魔されない 誰にも覗き込めない 聖域なのだから #涙 #感情 #聖域 #心

          暗闇の中で