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亥の子に亥の子餅

こんにちは、ジュウニカゲツです。

もうすぐハロウィンですね。今までのように仮装で外出、というわけには行きませんが、家庭で楽しむ方も多いのではないでしょうか?

日本にも、日本版ハロウィンの様な年中行事があります。
「亥の子」と言われている行事です。

亥の子ってなに?

亥の子いのことは、旧暦10月の最初の亥の日に行われる年中行事です。主に西日本で見られるようです。
ちなみに、2021年の亥の子は11月11日(木)です。

この日は、亥の子餅を食べ、万病除去・子孫繁栄を祈ります。子供たちが地区の家の前で地面をいて回る地域もあるそうで、家に来た子供達にお菓子屋やご祝儀を渡すのだそう。ちょうど稲刈りの時期でもあるので、収穫を祝う意味でも行われます。

亥の子餅

亥の子餅は、亥の子様(田の神)に供え亥の刻(午後10時ごろ)に食べ無病息災を願います。猪が多産であることから子孫繁栄を祈る意味もあるそうですね。

亥の子餅は、地域によってさまざまですが、猪の形に似せて作ることが多いそうです。時期になると、和菓子屋さんの店頭でも見られます。
元々は、古代中国の亥の月・亥の日・亥の刻に穀物で作ったもちを食べる風習が、日本に宮中行事に取り入れられたのだそう。※諸説あります

亥の子餅、簡単に作れます

亥の子餅の構造(?)は、中身はあんこ、皮は求肥です。求肥の材料は、もち粉(白玉粉)・砂糖・シナモン・黒胡麻。シナモンと黒胡麻で、猪っぽさを出すようです。

私は甘みが強いお菓子が苦手なので、餡子・求肥共に砂糖は控えめに作ってみました。手作りだと、甘みの調整ができていいですね。

出来上がりがこちらです。

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食べてみると、シナモンと胡麻の風味がとても合い、想像以上においしかったです。プチプチした胡麻の食感もいいです。

コロナ禍で外出を自粛していて、単調な毎日になりがちですが、昔ながらの年中行事を少し生活に取り入れて、毎日を素敵に過ごしてみてはいかがでしょうか。

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ジュウニカゲツ
「日常を豊かに 毎日を素敵に」
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