テレビで泥酔、朗読会では聴衆から罵られる作家、これを読むと人生どうでもよくなる本
テレビで泥酔して共演者を怒らせる
朗読会で聴衆から罵られる
そんな作家はかつているのだろうか、
彼は1920年にドイツで生まれ、彼の書いた作品は今なお多くの方に読まれている。
日本でも彼のファンが多い
その作家の名前は
『チャールズ・ブコウスキー』1920-1994年(ドイツ生まれ)
職業を転々と変えながら放浪と酒びたりの人生を過ごした米国の作家。亡くなるまで、50冊に及ぶ詩集、小説が刊行されている。
ハードボイルドが似合うおっさんで、どこに行くのも何をするのもとりあえず酒を飲むことから始める酒飲みのおっさんなのだ。
今日はブコウスキーの本『ブコウスキーの酔いどれ紀行』
あらすじ
ブコウスキーがパリヤニースに嫁(リリー)と一緒に旅行したり仕事をしたりするのだが、だいたい酒を飲んでいて酔っ払っている話。
ブコウスキーは人生適当でいいと教えてくれる
著名になっている人で、ここまで適当な人はあんまりいない。日本でもお酒を飲んでやらかしてしまっている人は多いのだが、彼は圧倒的に酒飲みで適当で、彼の著者を読んでいても絶対入らない文章まで入れているところが面白い。
下ネタ連発なおっさん
本の中でブコウスキーがインタビューを受けているのだが、
記者:人生の意味とはなんですか
ブコウスキー:否定
記者:じゃあ喜びは
ブコウスキー:マスターベーション
記者:それでは真髄は?
ブコウスキー:半額セール
というふうに問答しているのだが、
意味が深いのか、適当なのかわからない著者であり、そのような本も数々出しています。
例えば『勝手に生きろ』『町で一番の美女』
この2作も彼の有名な本なのだが、だいたいセックスして酒飲んで仕事をクビになっている。
サラリーマンとして真面目に生きてきた人ほどこれを読んでみると面白いのかもしれない。
僕も24年間サラリーマンとして普通に生きて生きたのだが、ブコフスキーの本を色々読んでみると、
『最悪ホームレスでもいいか』
と思うくらい人生の見方を変えてくれる本かもしれない。
ブコウスキーは本能のままに生きている
彼は自分の欲求に素直なのかもしれない。
酒を飲み旅をして、仕事をする。言いたいこと言って、飲みたいだけ飲んで、しかも嫁もかなりの呑んべいなのでふたりでいると、ブコフスキーのペースが落ちるらしい。
酒飲み・女好き・旅好きのおっさんの人生は面白い
最近このようなおっさんの話を聞くことが多い、だいたい人生が他の人と比べてめちゃくちゃなのだが、聞いている方からしたら最高に面白い。
ぜひネタの尽きない人生にしてみると面白いかもしれないですね!
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