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今日会いに行きたい!気になる土偶#065札幌市埋蔵文化財センター

「土偶界きってのイケメン」と聞けば、
一目お目にかかりたい!と思うのは
土偶ファンだけではないかもしれませんね。

ところが本などで見る彼の正面顔は「イケメン」
というには些か懐疑的。
私の「イケメン」の定義が一般のそれと違って
いるのかしら?とも思うこと数年あまり。

そして、ついにそれを確かめるべき日がやって
きました。
北海道博物館の「北の縄文世界と国宝」展で
国宝土偶たち共に展示されていたのです。

「イケメン土偶」は今から約3700~2300年の
札幌市の遺跡から見つかりました。

正面から見ると、
確かに鼻筋の通った整った顔立ち。
でも切れ長の目は開いているのか、
閉じているのか、その表情は良く分からない…

「目は口ほどに物を言う」とあるように、
その人の内面はその目に表れるもの。
イケメンとは内に秘めたその心も
美しくなくてはいけない。(私のイケメン定義)

縄文時代後期~晩期 / 札幌市のN30遺跡
札幌市埋蔵文化財センター

う~ん、わからない…。が!横から見てみると、

「目」が開いている!

しっかりと目玉が施されています。

この角度、この横顔、
カッコイイ!まさしく「イケメン土偶」!

知的さも感じられるインテリ系土偶⁈

ちょっと離れて、東北地方の遮光器土偶と一緒に
写真におさまると、造形の違いが一目瞭然!
「北の縄文世界」は実に幅広く多様で
楽しい造形に溢れているのが分かります。

土偶の多くが女性を表していると思われる中で、
北海道に存在する「男性土偶」。

その理由は…謎。

それはさて置いて…
とにかく会えてよかった~!
ネットや書籍では分からないことが
まだまだ沢山ある!と実感した瞬間でした。

お読みくださり有難うございます☆彡

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