見出し画像

恐竜スタンバイO.Kです! | 福井縄文旅

福井旅の定番と言えば、永平寺に東尋坊?
その歴史や自然を辿っていくと、
人間が登場するずっと以前の恐竜の時代。
旅の締めくくりは、人気スポット「恐竜博物館」へ。


博物館があるのは、恐竜化石の一大産地の福井県勝山市
福井駅からはバスで1時間程。

恐竜好きだった?なんて言われそうですが、
ロマンと不思議を兼ね備えた地球上最大の生き物!
縄文時代と同じように、
どこか夢のような世界に吸い寄せられます。


今回
訪れて分かったのは、福井県恐竜にかける本気〟。
確かに存在していた!とリアル感溢れる恐竜が、あちらこちらで見ることができました。




それは、福井駅西口駅前広場から。

福井駅の駅舎の壁面には『恐竜イラストのラッピング
そして恐竜広場には、福井で生息していた『実物大の恐竜』たち。どれもが学術的に精巧に作られているだけあって、迫力が凄い!
単なるモニュメントではない、しっかりここに生きていたことを実感させてくれます。


迫力のフクイティタンは全長約10m
足元には恐竜時代に最も繁殖していた日本初の哺乳類


フクイラプトル、フクイサウルス
ちょっとした博物館並み


いよいよ勝山市、
道すがらところどころで、巨大な恐竜モニュメントを目にします。
気分がかなり盛り上がってきたところで、
『福井県立恐竜博物館』に到着。


そして、
おお~と思わず唸りながら見上げるのは、
巨大な恐竜のオブジェ!
その背後にあるメタリックな博物館には、恐竜の卵のようなものも。


設計は黒川紀章


この博物館は単なる恐竜の展示だけでなく、
恐竜を中心とする地質・古生物学博物館でもあります。
楽しむだけも良し、学ぶのも良し、とファミリー、グループ、カップル、おひとり…と、かなりの賑わい!
事前に日時指定チケットの購入が必須です。



先ずは、新館の〝福井県で発見された恐竜たち〟を見に行きます。
4層吹き抜けの大空間をエスカレーターで一直線に降りて行くと、〝フクイ○○○○〟といったご当地サウルスたちのモニュメントが目に入ってきます。まるでSF映画の世界⁉ ワクワク、ドキドキ感が一気に高まります。



本館の「恐竜の世界ゾーン」は、恐竜の全身骨格がなんと50体も展示されている大空間。
〝恐竜の繁栄〟と題され、それぞれに進化した恐竜の移り変わり、世界の恐竜など、標本に加えジオラマや、シアターなども備えている圧巻の恐竜の世界です。



多彩な恐竜の世界は、展示室の他にも収蔵庫や化石クリーニング室、ライブラリー等にも及び、研究者も満足できる内容になっています。



あちらこちらには、呻き声をあげ動く恐竜。
リアルな声や動きに泣き出す子どもも。
見つめられると本当に怖い。



恐竜以外に「地球の科学ゾーン」「生命の歴史ゾーン」があり、地球の成り立ちや生命の進化などの本格的な展示、更には化石の研究作業ができるプログラムや、屋外には発掘体験ができる「屋外恐竜博物館」も備えています。

とにかく大興奮!4時間の滞在時間があっという間。後ろ髪をひかれる思いで恐竜博物館を後にして、帰路につくために再び福井駅へ。



来年の3月には、北陸新幹線がここ福井駅、そしてこの先の敦賀駅まで延長されるとあって、現在はあちらこちらでそれに関わる工事が行われています。

そんな中、一足早く新幹線の駅舎に、新しい恐竜の広場がお目見え!



カップルの聖地になる予感⁈


ベンチで眠る、可愛いすぎるトリケラトプス。


あちらこちらに配置される恐竜たちに、
だれもが笑顔になってしまいます。





恐竜の世界に入り込むと、
〝人間は地球上の生き物の一つ〟と世界が少し違って見えるような気がしてきます。
〝恐竜〟に惹きつけられるのは、そんな目に見える現実とは違う世界観にもあるのかもしれませんね。

好奇心をくすぐり、リピーターを生み出す力…恐竜にはそんな多きな力が備わっているようです。


新幹線の開業まであと僅か、
恐竜たちは既に準備万端で待っています。



前回までの福井縄文旅



最後までお読みくださり有難うございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?