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今日会いに行きたい!気になる土偶

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博物館や資料館で出会った数多くの土偶たち。その中で、あまり表舞台にでることのない土偶を紹介しています。 一見何の変哲もない土偶に見えて案外面白い秘密を持っていたり、本当に土偶なの…
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#創作大賞2024

今日会いに行きたい!気になる土偶#094伊勢堂岱縄文館

土偶の多くは頭部や手足が無くなり、体は欠け、バラバラの欠片となって出土する…人形として完…

のんてり
3か月前
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今日会いに行きたい!気になる土偶#093秋田県立博物館

まるで赤い大きなリボンをつけているみたい! 印象的な髪型は縄文人の髪型を表していると言わ…

のんてり
3か月前
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今日会いに行きたい!気になる土偶#092長野県立歴史館

くるくるっとした眉の先がチャームポイント⁈ 何かに驚いているのような、まん丸の目と口。 愛…

のんてり
4か月前
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今日会いに行きたい!気になる土偶#090神奈川県埋蔵文化財センター

彼女は「東正院ちゃん」(愛称)。 先ず目に飛び込んでくるのは、一文字の太眉と目。 とても真面…

のんてり
4か月前
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今日会いに行きたい!気になる土偶#089十日町市博物館

焼きたての三角スコーンはいかが? 思わず手を伸ばして…と、言いたくなるような三角形は実は…

のんてり
5か月前
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今日会いに行きたい!気になる土偶#088滋賀県埋蔵文化財センター

半分になってしまった顔。 目の廻りには…複数の力強い線が刻まれています。 『土偶形容器』…

のんてり
5か月前
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今日会いに行きたい!気になる土偶#087十日町市博物館

優しい笑顔の土偶から想像するのは…のんびり、まったりした豊かな縄文時代でしょうか。 この土偶が出土したのは、あの火焔型土器が誕生した新潟県十日町市。 炎のような激しい造形とはあまりにも違うテイストです。 荒々しい火焔型土器が作られたのは、今から約5000年前の縄文時代中期。一万年以上続いた縄文時代において最も繁栄したと言われている時期です。 一方、この土偶が作られたのは、その後の縄文時代後期~晩期で、縄文時代が終わりへと向かっている頃です。 この頃には県内各地はもとより