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七夕 織姫(瀬織津姫)と彦星(饒速日命)の封印の物語

今日は7月7日で七夕。

七夕といえば、織姫と彦星が天の川を渡って1年に一回会うことができる、と言われている日ですね。

このお話は、封印された神様と言われる瀬織津姫と饒速日命を隠すための物語だったということをご存知でしょうか。

織姫と彦星の話は、室町時代の『御伽草子』のなかの『天稚彦物語』で描かれています。このお話を要約すると、長者の娘の前に「わたしは海龍王の息子である」といって現れ、お互いに惹かれ合い契を結びます。しかし、父親に1年に一度しか会うことを許されず、二人はそれぞれ「彦星」と「織姫星」となり、毎年一度、七夕の夜だけに会うようになる、といったお話です。

別の機会に、瀬織津姫と饒速日命が隠された理由についてはお話ししようと思いますが、
この二柱の神様を隠すために、

①名前を変えて隠し、②日本人の集合意識に一年に一回しか会えないという物語をすりこむことで、二重に封印した、とうことなのです。
 

まずは、瀬織津姫→織姫 饒速日命→彦星、と名前を変えて中国に元々あった七夕伝説と掛け合わせて物語を作りました。
 ただ、織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)と名前を変えただけだと、わかる人にはすぐわかってしまいます。


だから、もう一つの仕掛けを作るわけです。
七夕のお話は、今や日本人の誰でも知っているお話です。ということは、日本人の集合意識の中では、織姫と彦星は1年に一回しか会えないもの、という共通の意識が形成されてしまっています。

 この世は、全て素粒子でできており、意識が現実化して物質化していきます。

ということは、日本人の共通意識が1年に一回会う神様、という意識である限り、この二柱の神様は日本人の集合意識によって、1年に一回しか会えない神様ということになってしまうのです。

近年、スピリチュアルの世界では、縄文の神様の瀬織津姫と饒速日命の復活が鍵だと言われています。

この二柱の神様の封印を解くには、

①織姫と彦星は瀬織津姫と饒速日命が名前を変えられた物語である、
②1年に一回しか会えないという物語を作って、日本人の集合意識をコントロールしようとした物語である、

ということを知ることがポイントなのです。

意識というのは、「知る」ということによって、書き換えられます。

ただ、知るだけでいいのです。思考は現実化しますから、集合意識によって二柱の神様も制限されてしまっているとうことを知ってくださいね。

封印を解くというのは難しい呪文を唱えたりするのではありません。このことを知っている人が増えるだけで、集合意識が少しずつ変わっていき、それがある沸点に達した時に、いわゆる封印が解けるという状態に変わるということなのですね。

瀬織津姫は饒速日命の正妻です。1年に一回ではなく、いつでも会える仲のいい神様なんだということを、七夕の日には思いだしてくださいね。





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