貧富の差
【フィリピン・マニラ滞在記 #005 】
先日、近くのC5と言われるスラム街?に探検に行った時の話。僕の住む街は、フィリピンの水準からいくとかなり都会だ。そんな地区から歩いて10分くらいのところに、スラム?らしき場所があるので好奇心で旅をしてみた。
【日本人からするとスラム】
もちろん、この風景がフィリピンの当たり前かというとそうでもないだろう。これをスラム街というには、いささか違う気がする。ふと見つけたバスケットコート。
タギック市の提供?支援?でできたバスケットコートのようだ。子どもたちが無邪気に遊んでいた。フィリピンでは、アメリカの影響を受けてかバスケットボールが国民的に人気だ。街のあちこちにバスケットコートを見かけるし、路上にバスケットゴールがあるのもしばしば見かける。
この風景を日本人の同僚は、危険なスラム街と呼ぶ。無防備な日本人がそこを訪れると確かに危ないかもしれないが、僕自身は特に危険を感じたわけではなかった。
【貧富の差】
僕の住む街、フォート・ボニファッシオは外国人が多いような都会だ。ここ4、5年で計画的に作られた都市だ。車はマカティに比べれば少ないため、喧騒からも少し離れることができる。ボニファッシオに住んでいるとここがフィリピンであるということを忘れてしまうことがある。
そんな都会から、歩いて5分。10分の場所にこういう地域がある。高層ビルがそびえ立つその外側にフィリピンの人たちの日常がある。日常で忘れてしまっている感覚を取り戻すためにもたまにはここに来てみることもよいかもしれない。
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