リード論
今夜はリードついて私なりの考え方をまとめました。
リードの考え方
①状況を整理する
どのくらいの失点していいか、はたまた失点を0にしなければならないのか。
→最低限のライン設定をする!!
そのうえで
①打者重視
②自軍の投手重視
基本コントロールの良い投手は①になるだろう。
②は藤浪投手のようにコントロールに不安があるが球の力はが超一級品な投手やそもそも力のない投手(ストライクが取れないなど)は②になる。
日本野球は①でアメリカ野球は②になっているのは、力のある投手が多いが制球が悪い投手が多い外国人はまず②を優先しなければならない場面が多いからなのではと。
反面、ゾーンにさえくれば簡単には痛打されない強いボールが投げられるからとも言える。
私は①の打者重視という基礎があって、その上で投手を考慮していくのが一番理想的だと考える。
その打者重視において、当然苦手なコースを中心に組み立てていくだろう。これはデータが有ればほぼのキャッチャーがそうすると思う。
プラスアルファ、私が大事だと思うのは、打者の見逃し方である。ここにものすごくヒントがある。野村克也氏の言う通り片目でボールを追っかけて片目で打者を見るというのは、まさしくその通りだと思う。
リード=根拠探し
リードというのは、最終的に勝つ為の根拠探しであると定義したい。この根拠をなるべく多く集めること。短い時間にやらなければいけないのだから大変だが、その根拠が揃った時はほぼ抑えられると思っている。それはデータだけでは絶対に足りない。常に変わる現場に根拠はたくさん落ちていると私は思っている。