ポンコツDNA
我が家の洗濯機が古いのでおしゃれ柔軟剤を入れるタイミングがよくわからないきこぺんアロハです。
実家のキッチンがシンクや調理台の高さとか動線が良いので毎日ご飯を作るのが、とても楽しい。そして亡き母の食器コレクションが沢山あるのでいろいろ使うのも楽しみのひとつ。
今日は、父の携帯がここ数日充電器に繋いでも充電されていないことに気づいて一緒に携帯ショップへ出かけた。とっても親切で丁寧な店員さんが対応してくれてプランの見直しや父があまりわからないまま作ったポイントカードのことも確認させてもらった。そのアカウントのパスコードがないと溜まったメールの消去が出来ないのでリセットもお願いした。
リセット後に新しいパスコードを入力する際に父が「忘れるから『〇〇14』にしといて。」と言う。何となく聞き覚えのある数字だが一桁違う気がした。父に『〇〇14』はもしかしてと聞くと父がドヤ顔で「お母さんの誕生日にしてある。」と言う。
いやいや母の誕生日は〇〇15なんだけどな。私が「お母さんの誕生日は〇〇15だよ。」と言うと携帯ショップの店員さんがマスク越しに笑いを堪えているのがわかる。父は間違っていることを棚に上げて「あーそうか。まあ1日くらい変わらん。そのままにしといて。」
3年ぶりに再会した父は、やはり高齢なせいか食が少し細くなっていたり、健康面でも少し心配な面もあるけれど私や妹そして孫達の誕生日は、しっかりと言える。それなのに亡くなった母の誕生日を間違ってしかもパスコードにしてるとドヤ顔で言うとは。
私は心のなかで「お母さんごめんね。」とつぶやく。
私のポンコツDNAは、ここからだと改めて認識。