見出し画像

11月26日

今日は祭日サンクスギビングデー。通常ならば夫の実家で大勢の人が集まり、食事をする。写真は2019年度版。

画像1

画像2

炊飯器がそのまま食卓のバイキングスタイル。ええそうなんです。皆さんのお顔は存じ上げませんが声が聞こえる。世界中から。緑は緑黄色はないじゃないかって。アスパラガスはあったんだが写真に入ってない。緑のものが少ないというかほとんどない夫実家。最近は私が野菜、野菜と騒ぐので必ずサラダか野菜をみんなで頂いている。ターキーは娘が子供の頃は焼いたりもしたけど見た目が怖いし、とても大変。焼く前々日からマッサージしたり、これを背中を下かお腹を上で焼くかおうちによって違うようだ。大きいし、残って数日はサンドイッチとかで食べたり、骨などでスープも作るけど大抵残ってしまう。夫実家は家族が集まる時は焼いたけど一度義姉の犬がテーブルの上に残っていたターキーを引き摺り下ろしてほとんど食べてしまい病院に行く事件もあった。義母、叔母は鳥系は食べられないので今年はローストビーフとサラダとデザートくらいで一緒に住んでいる家族5人だけで簡単に済ませることになった。とはいうものの昨日から大きなダンジュネスクラブ2杯(生きてない時の数え方)がキッチンで密かに解凍されているのを私は知っている。我が家には大型冷蔵庫の他に棺桶サイズの冷凍庫がガレージにあってたまに私も冷凍食品など入れさせてもらうが底の方に色々義母たちのお宝が入っているようだ。

ニュースでは空港が混んでいたり、飛行機の利用客が増えていると言われているのでまた感染拡大がとても心配。友達は家族で集まるので事前に全員PCR検査を受けたらしい。カリフォルニア州のガイドラインを見ると招く側を含めて3世帯以上集まらないようにと書いてあった。12月12日にここから車で1時間ちょっとのところに住んでいる義姉からファミリーだけのディナーにご招待しますというありがた迷惑な(おっと本音が)ご招待メッセージをもらったが行かない。どう考えてもファミリーだけでもざっと3世帯以上で20人は集まる計算だし、遠くて寒いところへ行って現在カリフォルニアでは午後10時から午前5時までは出かけないようにしましょうということなので出かけないのが一番。

以前、ホリデーシーズンは義実家と関わる行事が多くて本当に嫌だねという話をアメリカに住んでいる友達と話していたら横で聞いていた彼女のアメリカ人の旦那さんが「君たちはどうしてそんなに義実家を嫌がるんだい?」と言われた。その旦那さん元ジャーナリストで日本を含め海外のあちこちでも仕事をしててとても素敵な方なんだけどその瞬間、アメリカ在住の日本人妻だけでなく日本中のお正月とお盆が憂鬱と嘆いている奥様達を全員敵に回したと思った。私は現在、同居しているので今年は家族の集まりがあっても自分の部屋に避難できると思っていたがやはり集まりがないだけで気が楽。ゲストがいてもあまり気を使わない義家族が集まると昔話に花が咲き、その話2017年クリスマスと2018年サンクスギビングにも聴いたぜというのが延々続く。自分の親とならそういうの全然平気なんだけど。義母が旅行家なのでフランスのシーツを全く洗わない恐ろしいホテルやエジプトで義姉がラクダから落ちた話、ギリシャで甥っ子達がおもちゃを耳に突っ込んで取れなくなり病院に行った話も落語家のようにもう私が全部話せるレベルだ。新作なら喜んで聞くが最近義母も全く出かけていないのでますます古典の話しか出てこない。

画像3

まあともかく無事に2020年のサンクスギビングデーまでたどり着けたのは幸せだし、ありがたいと思う。そして明日がブラックフライデー。日本もなぜか最近ブラックフライデーがあるそうでなんだか不思議。今日は少しお酒を飲もうかな。

noteの皆様、Happy Thanksgiving Day!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?