見出し画像

12月26日

ドーン大量の餃子。そしてなんとラビオリ。あれれ春巻きは?

画像1

大丈夫です。ちゃんと巻いてます。これはニューヨークの娘がルームメート達と餃子アンドラビオリフェスタをやったらしい。お母さんもそっちに混ざりたい。ワインか何か飲みながらワイワイみんな一緒に作っていいなあ。一緒に過ごせないけど娘が楽しそうで良かった。

そして我が家の主役はもちろんこの方。今日はバチカンで行われたミサのテレビ中継で英語アナウンスのテンポが悪いとご機嫌が悪かった義母。教会に行けなかったクリスマスなんて今年が初めてでそれはちょっとだけほんのちょっぴりかわいそうな気がした。

画像2

そろそろ手伝おうとキッチンに行くとギンギラギンにさりげなく着飾った義母が春巻きを揚げていた。なぜか外出しないのにマントも着ている。叔母が朝からずっとキッチンにいたのだがこの時、ちょうど義母がエプロン姿の叔母に「クリスマスなんだからあなたも着替えてきなさいよ!」と長女風(私も長女)を吹かせていたところ。このあと、義母は油がブラウスに跳ねたとお怒りだった。だからエプロンというものがこの世にはあるのだよ。

画像3

画像10

画像4

これはさるかに合戦の犯行現場ではなくて義母の大好物のローストしたダンジュネスクラブ。本当ならこの辺りでも12月1日にカニ漁が解禁のはずが何やら漁師さん達がもめているようで解禁が延びている。どうしてもカニが食べたい義母は冷凍物を購入してきた。私と夫は食べないが一昨日も義母は確かソフトシェルクラブを食べていたような気がする。甲殻類モンスターだ。義母がカニを召し上がっている時集中されていて話さなくて良いので私と夫は大歓迎。ベトナム料理のローストクラブは美味しいお店が何軒かサンフランシスコにもある。本当か嘘か知らないけど美味しさの秘密は実は味の素だと聞いたことがある。私は日本酒と一緒に日本のカニが食べたい。

画像5

木の塊のような大きなローストビーフ。我が家はウェルダンで頂く。夫が赤いローストビーフは日本でしか食べられないと言う。一番美味しかったのに写真失敗のハムのロースト。パイナップルジュースとブラウンシュガーをまぶしながらじっくり焼く。あとはいつものアスパラガスとパプリカのロースト。一応一昨年のハムの写真を載せておく。

画像11

デザートはこの大きな給食のお鍋で義母が作ったフィリピンのお汁粉。

画像6

画像7

今回は白玉多めで美味しかった。明日もこっそり白玉だけすくって食べよう。でもこんなに大量に作ってどうするんだろう。また誰かにお裾分けするのかな。私の買ってきたティラミスも好評でそしていつの間にかどこかから紫芋の入ったチョコレートケーキも届いていた。

画像8

さすがに誰もここまで手が届かず今夜は終了。

画像9

ギンギラギンにさりげない義母は特別な日はお気に入りのジュエリーを全てつけている。我が家ではnoteの皆さんのように美しいテーブルセッティングもしないし、ささっとお祈り(私はしない)してからわしわし食べ始めてあっという間に終わる。ゲストがいようがいまいがみんなマイペースだ。私はワインとハイボールを両方飲みながら口角を上げつつ頑張った(何を)。春巻きは頑張って3本食べたらお腹がいっぱいになり、明日はご近所の友達にあげなさいと義母が命令じゃなかった言うのでお裾分けする。大量にありますもんね。冷凍庫もいっぱいだし。

食後は義母がメリークリスマスのご挨拶電話が夕方6時を過ぎても来ない人に突撃コールをやり始めた。電話に出なかったり、留守電を残しても電話が来ない甥、姪、義兄のことをボロクソに言っていた。他人事なので電話に出ない人には声のメッセージを送る手伝いをした。ちょっとキレ気味なもらったら絶対怖いやつ。「ハローハロー メリークリスマス。メリークリスマスよ。なぜ電話に出ないの。これを聞いたらすぐ電話ちょうだい。電話番号は持ってるわよね。わかった?いいわね!どうして出ないのよ。」と義母の声をご指定の送り先にガンガン飛ばしてあげた。いひいひ魔女のお手伝いは楽しい。同居前は私もクロで2回に1回は義母からの電話に出ないこともあった。一緒に住んでみて電話に出なかったり折り返しかけないととんでもないことを言われていることを知った。あと可愛いスタンプだけ送って電話をスルーするのも義母曰く御法度だ。あんなものを送って話さないなんて馬鹿げてるわと言う。私的には2回に1回電話に出ればなかなか優秀だと思う。野球選手だったらMVPだ。

ディナーの後に福井の友達が連絡をくれてとても嬉しいことがあったけどそれは明日の日記にとっておこう。2020年クリスマスも無事に終了。今日も読んでくださってありがとうございました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?