見出し画像

#3 夏休み充電宣言【長崎県】


こんにちは。
現役小学校教師のぽよこ先生です。



今日はニュースを見ていて
気になる記事を見つけたのでご紹介します。


長崎県では「夏休み充電宣言」という取り組みを県教委が導入していく方針だそうです。



長崎県では、今年度の志願倍率は過去最低の2.0倍となっているそうです。

志願倍率の低下は長崎県だけでなく、

公立小学校教員の2023年度採用試験の受験者が全国3万8641人で、前年度より2000人減少。大分県では、受験者数が採用見込み数を下回る「定員割れ」が起きたという。

朝日新聞


と、どの都道府県も志願倍率が下がっており、定員割れを起こしている県もあるのが現状です。



そこで「夏休み充電宣言」というネーミングにインパクトがあるキャッチーな政策…


気になる!
期待大!!!!!

となったのですが…




疑問がたくさん…(笑)



休暇を取りやすくするための制度変更を検討しており、研修などを通じた「自分磨き」ができる環境を整える。今夏からの実施を予定している。

長崎新聞


夏休みに年休を取りやすくして自分磨き…


…………はい…?

平日の勤務時間は?仕事量は?土日もサービス出勤している現状は?…


やっぱりお金をかけないで政策を考えようとすると、謎の「一体誰の為?政策」が生まれがちですね。


教員のなり手不足は全国的な課題となっている。県教委によると、本県の教員志願者も10年前の2013年度の採用試験時に比べ、23年度は4割以上少ない1076人にとどまっている。県教委は「長時間勤務といったブラックなイメージが先行している」(中﨑教育長)と分析する。

長崎新聞


志願者数の減少はブラックなイメージが先行しているからではなく、ブラックだからなのです。(経験者は語る…)


若造な一個人の意見ですが…

  • 仕事量や勤務時間の削減

  • 人員の増員と外部委託の活用

  • 教育にかける予算を増やす


ここにメスを入れるような革新的な政策を期待したい。
今回の施策はがっかりの結果でした。


みなさんはどう思われましたか?



ぽよこ先生


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?