5分で人物史 | 《最終話》ロマノフ朝ラストエンペラーの母 - マリヤ・フョードロヴナ
全7話の最終回です。
最後だけ長くなってしまいました。
嫁入りして来たロシアで、夫である皇帝に先立たれたデンマーク出身のマリヤ・フョードロヴナ。
(1899年、52歳頃のマリヤ)
◆これまでの話夫亡き後は、26歳の長男ニコライがニコライ2世として皇帝に即位します。
しかしながら、ニコライはマリヤに蝶よ花よと育てられたお坊ちゃん気質で、皇帝にしては指導力不足。
そこでマリヤは皇太后として息子に政治的アドバイスを行い、ロマノフ朝ロシアを陰で支えました。
しかし、ロシア