〈2〉 熱中症なの?更年期なの?
絶賛更年期真っ只中の小泉明日子と申します。
第2回目の今日は、
この夏訪れた更年期のピークと思われるものが
どのようにやってきたのかお話したいと思います。
今年(2022年)の夏って、6月の後半にぐわっと気温が上がり、
35度ぐらいの日が一週間ぐらい続きましたよね?
「え?心の準備もないまま、もう真夏??」
元々夏の暑さや湿度に弱い私は、
それはそれはげんなりした夏の始まりでした。
当時55歳だった私は、更年期にしてはまあまあの体調で、
通院していた漢方内科で以前処方されていた
更年期の定番薬『加味逍遙散(カミショウヨウサン)』も、
症状が無かったため出されておらず、
それなりの体調でどうにか夏を乗り越える予定でおりました。
ところが!
この異常な夏の始まりと共に、更年期症状が見事にぶり返してきたのです。
急な顔の火照りと、目の乾燥、口の乾き(喉が乾いて水分が欲しいのではない)。
更年期でよく言われる、いわゆる滝汗が出て・・・という感じにもならず、
頭が火照って爆発しそうな暑さ。
汗がドバッと出てくれた方がまだいいんじゃないか?と思うほどでした。
それが30分〜1時間程度続き、波が引いた後はもうぐったり。
体力も思考力も奪われて、何もできない状態でした。
このような状態が、何度か起こるようになったのですが、
この時はまだこの症状が更年期障害によるものだと確信できず、
「体がまだ慣れていない中急に暑くなったから、熱中症のようなものかも?」
などとも考えていました。
それでもまだこの頃は家事や買い物もできていたので、
頃合いを見て漢方内科に行き、加味逍遙散を処方してもらい、
一安心していたのです。
ところが、この後、更なる大波に襲われることになるのです・・・
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?