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幸福になるための論理

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あなたは無理する必要なんてない 幸福になるための論理④不公平感編その2

あなたは無理する必要なんてない 幸福になるための論理④不公平感編その2

さて、今回はいよいよ我々の幸福を妨げる「不公平感」を克服する方法をお伝えします。

前回は、まず不公平感の正体を考えました。それは、自分の中の「損得勘定から来る他人への嫉妬」(A)と、「いい人と思われたいという願望」(B)の葛藤でした。

そしてこの感情に苛まれるのは人間としてごく自然なことであり特別なものでないことを確認し、そのことに悩む自分を許す(自己受容する)ための論理を展開しました。それは

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「なぜ私だけこんな目にあわなくてはならないのか?」幸福になるための論理③不公平感編その1

「なぜ私だけこんな目にあわなくてはならないのか?」幸福になるための論理③不公平感編その1

・不公平感を感じていませんか? なぜ、「私だけ」なんだろう・・・
 この感情、私たちが生きづらいと感じる多くの場合の原因になっていると思いませんか?
 「なぜ、私だけがこんなに仕事をしなければいけないんだろう。あの人はあんなに楽してるのに」
「なぜ私だけが負担を負わなければならないのだろう」 etc
 場合によっては、このような発想から「世界か悪い。こんな世界は壊れてしまえ」という感情まで行き着き

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なぜ、損得勘定では幸福になれないのか?その1 幸福になるための論理②

なぜ、損得勘定では幸福になれないのか?その1 幸福になるための論理②

 さて、「どうすれば幸福になれるか」を論理的に語るシリーズ、2回目の今回と3回目の次回は、幸福になるために必須の「貢献」という行為の性質を深掘りしていきます。

 よく、「情けは人のためならず」といって、他者に見返りを求めることなく行う行為が社会的に賞賛されますよね。
 子供のころから私たちは、親や学校でそのような人間になるように何度も何度も言い聞かされてきたはずです。

 一方、私たちは「偽善」

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なぜ、「生きているだけでいいんだよ」と言えるのか?~存在しているだけで幸福な理由 幸福になるための論理①

 さて、今回から、現時点で私が書籍と実践を通じて頭の中で構築した「どうすれば幸福になれるか」の論理をシリーズとして書いていこうと思います。

1 なぜ今、凡人が幸福を語るのか
 幸福論は世に溢れている中、しがない地方公務員がなぜこれを語ろうと考えたのか。

 幸福になるための思想はこの世の中には大量にあふれていますよね。数多くの幸福論から、宗教、哲学、自己啓発本・・・
 しかしながら、どれもしっく

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