多くの作品が一つの作品に
異質。
この作品を初めて見た僕はそう思いました。
その時にまで様々な作品に触れていましたが
こういったテイストのものには触れておらず、
もう少しポップな世界観が心地よかったのかも。
概要としては
舞台は「美術館」。
絵画の中の世界に迷い込んだ主人公そしてもう一人
奇妙な世界観、多くの苦難と相対しながら、
精神と肉体の崩壊から逃れながら脱出を目指す。
結末が多く用意されておりやりこみ要素もあります。
「やりこみ要素」の言い換えはなんだろう。
「噛みごたえ」「
あまり語彙力がないようで失礼。
ホラーゲームということで少し怖いです。
その中にも多くの暖かさ、教訓があり
多くの面でこだわりを感じられ、お洒落な気分になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=P0n8-AepJX0
この人のギター好きです。聞いて頂けたらこれ幸いです
狂っているようで惹きつけられる世界観。
多くの作品たちが枝葉となり、一つの作品に寄り添う事で
「Ib」という作品を彩っているような印象です。
凄くタイトルのセンスが良い。
枝場の一つを紹介すると
本当にこの程度ではネタバレにならないと思います。
許してちょんまげ(死語)。
「プロローグ」「第一章」「第二章」「最終章」「エピローグ」
という四位一体の作品があります。
プロローグでは卵が描かれ
第一章では蝶の幼虫が描かれ
第二章では蛹の姿が描かれ
最終章では蝶隣空を飛び立つ姿が描かれています。
そして「エピローグ」ではその蝶が蜘蛛に捕らえられました。
あくまで物語に関係のない作品でもここまで考えさせられる。
凄いなぁ。と単純に思ってしまうものです。
やはり芸術とは人が作っているものであって
その作品に人物像は現れているモノと考える時があります。
受取手としては、読み取りたいと思う次第です。
抽象的な人間像を抽象的なままに。
現在のところ音楽は「その場でできるから」
楽しめているところですが、
この作品を見て芸術に関して関心を持ちたいと
考えるようになったのに、
なかなか美術館には行けていない今日この頃。
忙しいからなのか時間を作ることに怠惰なのか
「とりあえず」の美術館とかどこなんですかね。
長くなってしまったかな?
読んで頂いてありがとう御座いました。
また、よろしくお願い致します。
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