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出店立地の見極め方(コンビニ編)

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月刊コンビニにて好評連載中の記事を一部加筆修正のうえ公開しています。これからコンビニ経営をお考えの方、複数店を検討中のコンビニオーナー様、コンビニ本部店舗開発担当者様など、是非ご… もっと読む
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第1回 複数店を考えるオーナー必読、立地を見極める目

自分のお店の立地についてご存じですか?皆さんはご自分のお店の立地を良く理解して契約、営業…

第18回 閉鎖商圏で失敗しないチェックポイント

オフィスビルのように限られた人だけが来店できる立地を閉鎖商圏といいます。今回は閉鎖商圏の…

第17回 お店の前を走る自転車に目を向けよう

移動手段としての自転車日頃から街中で見かけることが多い自転車ですが、どのような特徴がある…

第16回 車の流れに気をつけよう~候補地選定の際の注意点~

交差点手前角地の7つの注意点候補地選定の際、中地より角地が優れているという事は以前から繰…

第15回 一番立地が陥る誤った方向性

立地は売上に関係がない!?まず身近な例として飲食店について考えてみましょう。 飲食店の立…

第13回 ロードサイドでコンビニが売れる要素

車の通行量と売上の相関別の記事で、お店の前の歩行者数と売上の間に相関がない事をご説明しま…

第14回 スクラップ&ビルドによる良い移転、悪い移転

移転先の確認第12回の記事ではお店の同一敷地内で隣地や後背地を借りる又は買い取り、駐車場の拡大と同時にお店を敷地内の適切な位置に建て替える「セットバック」について説明しました。今回はお店を閉店し、別の場所に移転する「スクラップ&ビルド」の注意点についてお話したいと思います。セオリー通りに移転すれば大きな効果がありますが、セオリーを無視した移転はむしろ売上を下げる危険がある事を理解して下さい。 スクラップ&ビルドの対象となるお店 まずあなたのお店がスクラップ&ビルドの対象と

第2回 一番立地の重要性

立地が悪いのに繁盛する飲食店非常に立地の悪い場所にある飲食店に行列が出来て繁盛しているの…

第3回 コンビニエンスストアの商圏とは

商圏は半径350m?一般的にコンビニエンススストアの商圏は半径350mと言われています。350mと…

第4回 コンビニのあるべき店舗配置

お客様からいかにお店が見えるか、いかに入りやすいかを突き詰める お店の図面には敷地形状、…

第5回 お客様の行動パターンを知る

顔の向きとは?日常生活の中で私たちの外出行動には大きく分けて二つの行動パターンがあります…

第6回 お店の前を歩く人が多ければ繁盛する?

歩行者数との売上の相関フランチャイズ本部から候補地前の歩行者数が十分あるから出店可能だと…

第7回 中地での出店。大丈夫?

角地と中地の違い角地とはお店の前面の道路(以下、前面道)と側面の道路(以下、側面道)がそ…

第8回 売上予測の意義

売上予測の目的なぜ売上予測を行うのか、その目的は大きく分けて二つあります。一つ目は開店初年度(又は定められた期間)に一定水準の日販のお店を出す(開店時に売上不振店を作らない)為であり、二つ目はフランチャイザーとジーの投資回収、損益シミュレーションを行う為です。 実は売上予測は誰が何を目的にするかによって作り方が大きく異なります。一番簡単なのは一つ目の売上予測で精度も比較的高くなる可能性があります。開店初年度の日販を当てる為にはデータベースとして開店して1年を経過したお店の立地