見出し画像

記憶力が悪いからコスパがいい、という話

今回の見出し写真は、過去にレジンの硬化剤を入れすぎて大惨事になった時の写真です。
「この人バカなのかなぁ?」
そう思って頂けたら幸いデス!

突然ですが。
何かを手に入れる為には何かを失わなければならない。
「泣いた赤鬼」ってそんな話じゃないでしたっけ?
今敏のアニメーション映画「東京ゴッドファーザーズ」で、そんな話を扱ってた気がします。

一方で、失ってから不要なモノだったと気づく事もあります。
だから、たまに大掃除をします。
思い出なんて、重いだけ。
友情なんて、その場だけ。
捨てた過去はたくさんあります。
それは、きっと、ここまで読んでくれている、あなたにもあるんじゃないでしょうか。

私の過去の記憶は、そんなに多い方ではありません。
虫食いで、大事なところが思い出せないとか、そんなのばかりです。
思うに、私の記憶が所々虫食いなのは「しんどかった」からじゃないのかと。
つらい過去を自分で無かった事にしてるのではないかと。
と、いうのも正直、覚えてない事が多すぎるんです。

例えばジム・キャリーの「マスク」を私は見た記憶が無いのだけれど、家族が言うには「何度も繰り返し見てたで」とのこと。
「見たことねぇよ!吹き替えないかな〜ってサブスクで探してるくらいぞ!!」
…みたいな事が多いんです。
これまで生きてきてそんなにツラかったか?とも思ったりしますが…

その為、映画やゲームや漫画、小説等は何度も楽しめます。
とてもコスパがよろしい。

「オーシャンズ11」は何度見ても面白いし、ブラッド・ピットを吹き替えている声優さんの声はバチバチにカッコいい。
毎回シビれる。
「細井 治」という方が吹き替えをされているそうです。
細井さんの声、めっちゃ色気がある。
たまらん。
ほかにも「紅の豚」とか「東京ゴッドファーザーズ」とか「アメリ」とか「Snatch」とかとか。
漫画だと「プラネテス」「Over Drive」「MASTERキートン」とかとか…挙げだすとキリがないけど、毎回たぶん同じところでニヤッとするし同じところで泣いてる気がします。

毎回新鮮な気持ちで観る、読む、聞くができるのは捉え方によってはありがたい話で。
「この作品は面白かった!」の「面白かった!」だけが自分の中の感想として残っていて、好きな作品を何度も楽しめる。
めっちゃコスパがいいのな。

しかし、同時に困るのが、好きなものを誰かにお勧めする時です。
要約というか、あらすじを説明するのがベラボーに苦手な私は、あまり上手く伝えられません。

「オーシャンズ11って見たことある?」
「ないな、見たの?」
「見た!めっちゃおもしろいよ!」
「どんなかんじ?」
「んー。吹き替え版、めっちゃ声のいいブラピが出てくる感じ」
「ふぁっ!?」
(((※本当にこんな感じです)))

…苦手なことは多いですが、日々を楽しく生きてる…ハズです。
覚えている限りですが…
記憶にない謎ワードを手帳に書いたりしますけどね!

ボチボチ楽しく、コスパよく生きている…ハズです。
ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?