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【龍とそばかすの姫:親子の関係について考えさせられる】

話題の「龍とそばかすの姫」見てきました。
珍しく、長女あっちゃんが見たいと言ってきたため。

スクリーンで観てよかったと思う。
主人公ベルの歌唱のシーンは圧巻で、すごい迫力だった。

しかし、僕がやはりウルッと来たのは、親子関係。
細田守監督、最近はずっと子と親の関係に力を入れて物語を描かれて、
今回は「自分と世界(社会)」みたいな構図がメインに見えるけど、
今作においてもしっかりと入ってます。

作品中にいくつかの「父と子」が登場して、
それぞれ、しっくり行っていない。
そして、片方の父子は、それはもう「酷い関係」として描かれているんだけど、
正直、そっちの方の父親ともリンクする所があった。
どんな親も陥ってしまう可能性があるダークサイド的な側面、
それについても突きつけられてるような気がして。

そしてもう一つ。
「全世界で、同じように不幸な境遇の人が居るのに、その一人だけを救っても仕方ない」

みたいな事を言う人が居るが、
そんな事は絶対にない。
その一人を救うことに全力をかける価値がある。
そんな風に思わせてくれる作品でもあった。

一人を救えない人に、たくさんの人を救えるはずない。
目の前の人に手を差し伸べれば良いんだと。

観て良かった。
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