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研究は本当に本当に苦手。だが、精神を鍛えてくれる場でもある。

私は理系学部(生物系)4年生だ。
研究室に配属され、現在はほぼ毎日何かしら研究をしている。



研究室に配属される前、先輩方(他大)からいろんな話を聞いていた。
研究室で何も研究しなくても生きていけるとか、就活中は教授から「就活に集中していいよ」と言われるなど、緩い研究室の話も聞いていたが、幻想だったのかもしれない、、、(笑)



自分の研究室は、キツイ、ハードみたいな雰囲気を出したが、
ハードさでいうと「中」だと思う。



ハードさは「中」だが、自分の感覚的なハードさで言うと「大大」くらいだ。
おそらく、研究ってそういうもんでしょ、当たり前でしょって言われることが、私にとってはとても高いハードルに感じる。



知識を吸収するために論文を読もうにも、英語の羅列に心が折れる。
やっている実験操作はどういう理論で行っているのか、そもそもこの実験をやっている目的は何なのか?先輩の手を借りながらやっているため、自分では理解できていないことがたくさんある。
その「分からない」が積み重なって、モヤモヤとなり、嫌になってしまう。



甘ったれている。
ホントわがまま。



配属している研究室は私が希望した所だ。
研究室によって、ハードさは差があると聞いていたので、
あえて最も厳しいであろうとされる研究室を希望した。
なあなあな所に配属して意味もなく時間を過ごすのが嫌だからだ。



配属してみて、研究が思ったより自分にとってハードだということを知った。
研究は苦手。
成功体験を積めてないから。
自分自身でのコントロール感がないから。
だからやりたくないって気持ちも膨らむ。



でも、


やりたくないって気持ちに抗う自分もまだいる。
「そんなくらいでぐずぐずしてていいのかよ」と。
確かに研究は苦手だが、
やりたくないことをやる、
ゴールに対する道筋が見えなくて、うんざりしても、考え続ける、
考えるために必要な知識をインプットし続ける、



これを乗り越えることは、今後いろんな困難にぶち当たっても折れずにやり抜く原動力になると思う。



ここでもういいや、辛いし惰性で研究やっていこうってなった瞬間に、
今後の人生でもそういう思考が生まれてきてしまうだろう。
自分の理想の人間を、自分で形成させるためにも、私は残り半年の研究活動に尽力していきたい。






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