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Rock me Anima and lost prince

さて、
劇団Q+第7回本公演『アニマと迷子の王子』

劇場公演、オンライン配信ともに、無事に終演致しました。劇場にお越し頂いた皆様、オンライン配信をご視聴頂いた皆様、また応援して下さった皆様、劇団Q+を支えて下さる皆様、本当にありがとうございました。

今後とも、劇団Q+をどうぞよろしくお願い致します。


そうですね、
ちょっと、
公演を終えて、的なノリで文を書きます。

題して、「アニマと迷子の王子」、
で僕、役者和泉涼太が演じた人物達!
という感じ、ですかね!

今回の舞台作品では4人の人間を演じさせて頂きました。
僕は頂いた役の人物達を愛します。
せっかくなので、
ちょっぴり、僕の演じた彼等を紹介したいと思います。
僕の芝居プラン。なども。

約2時間の作品で、
4人の役を頂いたのは、光栄でした。
物語のメインでキーの人間でもあるアジタート役は勿論、他の3人も物語のキーとなっている重要な役で、誰もがメインとなっても面白い物語を作れるような人間達です。
舞台裏では忙しく(カツラ替え、早着替え、衣替え)しておりました。※衣替えはしておりません。
とても長くなると思います。
長かったら時間を置いたり、休憩しながら、やら、
ドーナツとか食べながら、読んでね!
GO!!

【注意】ネタバレ的なものを含んでいます。自分の記事により、作品から発生した皆様の素敵な想像を穢してしまう恐れがあります。


GO!!


■ジョコーソ
王子の国「シンフォニア」の城下町の宿屋兼酒場の主人。

明るく楽しいことが大好きで、人を楽しませることが心底好き、なにより、団員の菜々扮する妻マルカートを愛す。
この物語の全体の流れとしての都合や、シーンの意図、転換、それらを優先とし、考えた役作り立ち回り。
他の役に比べ、作品構成を優先故、ジョコーソの人間性を深くまで追求をしていない気がする、というより、葛藤や悩みみたいなものが大凡無い人間、ほがらかだね。

ただ、シーンとしては、作品の流れの空気を変える大切な役であり、所謂、愛される的な人間とならなければならなく、その結果、自分の力量不足もあるが、充足する形で力技のような芝居を稽古で試させて頂き、それ故アドリブ表現を多用して、そのままその芝居表現が採用された形になり、恐縮です。そのアドリブ表現とは、グッドモーニング朝、どんなときも営業営業、デカくそキーホルダーや流しそうめん、や、ルーレット、困りんこサービス(キーホルダーやルーレットは、自作、自分のデザイン)、など!本当に恐縮です。そのシーンで絡むエネルジコ役のチャン(ゲストの辛嶋慶くん)とは、その舞台上、物語の現実上の空気を吸い、本番でもアドリブ表現に近い芝居を行った、チャンとの楽屋でのそのシーンの会話は、楽しかったけれど、真面目にどのように芝居すればお客様がより楽しんでもらえるかを毎回、吟味して本番に望んだ、もちろん、このシーンだけではなく、楽屋ではチャンとは芝居のことを語り合ったし、笑いあったし、役者な時間を過ごした。辛嶋慶くんはとても真面目でユーモアもあり、背も高いし、格好いい。どうぞ、今後のチャンにも乞うご期待!

あと、劇団員の菜々扮するマルカートはチャーミングだった!ただ、あー、菜々は自信を持って良い、この場を借りて言うみたいになるけど、そうだね、内輪の話みたいになるけど、菜々は劇団でも古株と呼ばれ、敢えてここで言うけど、あなたが自信をもっともっと持ったら、さらに良くなるし、ぶっちゃけこのシーン稽古ではかなり苦労したでしょ。ここのシーンが良かった、宿屋夫婦が良かった、と言って下さるお客様が多くいらっしゃって、ああ、すみませんね、かなり内輪だね。まあいいか、まあ、勿論、劇団では、様々なことで四苦八苦があり、切磋琢磨してて、的な、
皆様、今後の菜々にどうかご期待を!




■コモド
アジタートの部下。

この物語の世界の問題は、人間が正常に暮らしていけるか、平常であるという名目上での人生観を見据えることが可能なのか、いずれも、危ぶい。国境では各国の軍隊が緊張の糸を張り、序盤の一座の会話からどこかの国に敵対心を抱くような、依り大凡の国の治安が悪いことが想像でき、部下達の台詞によれば人として扱われないことがごく普通である世界であり、それはシビアで、そんな中、自分の手を汚すことで生きる人間もいて。これは、僕等の現実世界でもありますね。

コモドは、赤毛のモヒカンを施して、話口調も常軌を逸し、動きもサイコ的だ、でもその道でのカンはあるようで、目上の人への忠実は高く、その仕事をシッカリこなすタイプだろう、この物語の世界が作り出した理不尽の中、強く生を懇願する人間、汚れて生きることを選ぶ、か、選ばざるを得なかったのか、でも生を強く感じるのはなぜなのか、勿論、彼の過去や意思や人生が存在し、人間の真価、役者としての表現力が試された役。
登場シーンの全台詞は、僕のまたもアドリブ表現の台詞であり、こちらも演出家柳本順也から涼太に任せると演出を受け、作家弓月にも許可を得て、恐縮です。

そのアドリブ表現には、僕のコモド演技プランの確りとした根拠があり、コモドは、実は暗殺、所謂手の汚れる仕事、簡単に言うと誰かが至極悲しむような仕事をしたくはない、とはいえ、せざるを得ない理由は、コモドが生活をする為、コモドの家族の為に、コモドはこどもの為に(ギャグではない)、その道を選ばざるを得なかった人間であり、アドリブ表現での台詞、その芝居は、コモドが自分を鼓舞させる為のものであり、コモドは暗殺者コモドを演じているのである。



■ピウ・モッソ
シンフォニア国と敵対する国の国境警備隊長。

アニマ役を演じた団員の璃音のピウの衣装案のビジュアル(スキンヘッドで、アラビアン?な格好)と、緊張感がありながら神秘的なような場所(国境沿い、砂漠の夜)、またストーリーの転とも言える中盤のシーンであることを踏まえ、芝居プランとして、参考にした人間が数人いる。

また、目を瞑り続ける演技をしたのは、ピウ・モッソの過去を自分なりに作った故のこと。

超能力を使える訳でない、目もシッカリ見える。
ピウの過去(俺の想像)は、恋した人と壮絶な出会いと別れをし、ピウはそれを機に人が変わる。髪をすべて自らの手で抜き、一時は人を信用しなくなるも、いつだか自己革新に成功、愛を知る人間を愛すようになる、その愛を脅かす人間に容赦はない。革新後のピウは滅法惑わない、嗅覚や聴覚で、心を読み取る、それは心臓の鼓動、息遣い、汗の匂い、など、彼女の前では、真実を話したほうがいい。警備隊のピウの部下達はピウへの信頼が厚く、ピウの優しさや成る可くの純粋さ、または人徳のある瞬間を多く垣間見てきたのであろう、または、心を読まれる為に、純粋な人間が集まり、その多くは愛やそれ相応の意思のある人間が多いのではなかろうか。副隊長メノ・モッソは優秀な部下であり、特にピウは信頼を置いていて、団員のなつこ演じるメノ・モッソとのやりとりはもう少し欲しかった。




■アジタート
シンフォニア国の第二王子。

アジタートはやっぱり、文書長い、かも、です。

王家の血筋、王子として、国事行為を全うしている。
主に、アジタートは政治や国難に対し政務を執る。
兄のエネルジコは、伝統の儀式、友好国との関係の増進、国際緊張の緩和を主の政務としているのだろう。

兄弟は、それぞれ国事行為を全うしている。互いに、別方面での活躍があり成果があり(おそらく)、その国王の個々の能力を把握した采配は当たりで、見事だったかもしれない。

物語の起、兄エネルジコは父が危篤状態にも関わらず王室の誰にも告げず王室から外出し国境を越え泉に赴いたことは、動機は動機だが、摂政制を放棄し、国としてのレベルが問われる無責任な行動であり、もし、ピウ・モッソ(シンフォニアの敵国とされる国境の国境警備隊長※国際状態は一朝、戦火を交えるかも)に掴まり拘束され人質とされれば、シンフォニアはシンフォニア国としての存続は大凡不可能で、ただの本当に大馬鹿者になるところ。

考えられる過去として、兄弟互いに王家の血筋の定め、その運命故の葛藤と戦ってきたのではないか。

兄のエネルジコは第一王子としての重圧、弟への周りからの行政からの好評、アジタートは頭がキレて神童と謳われてきた(俺の想像)、兄はそこへ嫉妬のようなものを持っても可笑しくはない、実際、兄は弟の仕事に関心をまったく持たずで、子供の時に自己革新が起こったのでは、故に周りから激にぶド天然王子などと揶揄のようなこと言われ、馬鹿などと卑下されるような、それでもやるべき政務を全う出来てきて王室から離脱はしない(しっかり出来ていたのかは不明)のは、天然故の実力か、我慢しているのか、または、成る可くして、そう振る舞う天才か。

僕が演じたアジタートは第二王子としての人生への一種の厭忌、父への愛の悃願、王位継承への可能性が著しく低いが故の国王階位への憧れ、物心がついた時から運命を悟り、二番手であること故の兄への嫉妬やらがあって。やはり特にアジタートの心の深淵から前方にあるものは父からの愛の見出しの勘違いみたいなところからくるコンプレックスであり、そのような事をを幼少から植え付けられると人は歪むよくある例で、父上への愛の確認を常に隠蔽的なことをして実際は極めて実践していて、政治学、国学、様々な分野の勉学に励み、国事行為としての政務を執り、結果、国王に愛されたいという動機、且つ、あらゆる行為の成果により国王に注目され愛されるのでは、という動機により、国王と対立するという矛盾がありながら自分の政務により一部の犠牲はあるものの国が健やかになりつつも、頭がキレ狡猾さを滲ませる人間になってきたのではないか。

アジタートが部下に命じた指令、また策略は一種の血迷いが想像でき、ゴッドファーザーのマイケルの兄フレド殺しのように、エネルジコが部下の手により暗殺が成功してしまっていたら、アジタートはその後、エネルジコの亡霊と生き続け一生苦しむだろう。ただ、アジタートにはそこまでの野望はなく、支配欲みたいなのも無い、所謂エンタメ的な人物。本戯曲を読む限り、そこまでの想いを見出すことは出来なかったし、アジタートは優しい人間という印象、結局、国王、王子達は優しい人間、でも、現実は国民には不満足を与え、または、国民の平等と公平に悩み、少数への国家としての統治機能を発達させることが出来ず、一座のような人間を作った。あれ、前にも言ってたかな、重複してる?まあ、いいか。

シンフォニアは多民族国家であり、国王の時代におそらく荒れた。もしくは、国王(父上)の時代の先代(王子達の祖父)から、か、まあいつからか。

アジタートは若くして殿下階位として、政策を執る(国王の病気により摂政の形(それでも二位)。※国王が病に伏せた時期は不明)、一部の戯曲の記述から、移民難民問題に立ち向かい、民族紛争の中断、あらゆる問題を解決してきたのであろう、国の為、国の未来の為、国民の為の国事行為をしてるにすぎない、そして、宰相、内閣と共に決断をしたに過ぎない、国家に宰相が配置されている故に、王室に絶対権はなく、政体は立憲君主であり民主主義、それ故、一部の少数派の価値観と意見の問題解決が難題であり、国王とアジタートの対立の議題の基軸はそこで、アニマに言われた「お前は逃げてる」という言葉はまあ刺さるのだけれど、それは宰相やら国民達、また父に常に言われ続けられていることで、いや、行為としては、国の為にやっていて、もしその行為を下していなければ、さらに治安悪化するでしょ、逃げてはいないという意識もありながら汚れた手を凝視し声を大きく反感として物を言いたいのだが、これは僕等の現代社会、日本や各国の民主主義国家の政体問題での課題、一座の人間達のような文民の権利と独自性の擁護にどう対応するのか、と同様で、それは、まあいいとして、よくないけど、アジタートの行為のこのすべての動機の大凡部分には父への紛れもない愛の渇望が故、また兄への愛の実現証明の確認意識があり、最後のシーンでは、兄との対面とその会話、父の死に直面し、アニマの言葉やら、国民の涙や血の犠牲を浴びた手を震わせながら、感情をさらけ出し、懺悔のようなことを言う。という。一件落着。

アジタートはリテヌートに対しては、恋をしている。でも、運命はやはり皮肉というストーリーで、王妃になるリテヌートはエネルジコと結ばれる、結ばれてしまう大いな運命にあり、アジタートにとっては悲観そのもの(結果、ハッピーエンドになったが)、エネルジコはリテヌートに恋をしていない(おそらく。恋とかに関心がなさそうだな)というのにも、腹が立つ。

アジタートの演技プランとしては、その狡猾さ(悪役っぽさ)を出すために、どっしりゆっくり大股で歩く、低音の声、台詞の独特な言い回し、姿勢を反る、衣装の払い方、などなど、所謂、オーソドックスなプランであるが、アジタートの色を常に考えて、稽古期間中は生きていたな。

とまあ、まだまだ語りたいことは、ありますが、わかりやすいあるあるストーリーで、でも、人物達はその世界で生きてて。

あとは作品から皆様の想像で、その世界や人物達のこと、人間関係性、エピローグ以降の彼等の人生などを想像して頂けると幸いです。
アニマ達も幸せで、僕も幸せです。

例えば、物語の続き、
エネルジコとラルゴとアニマとアッチェレランドの旅、とか、一座の上演するロミオとジュリエット、とか、アジタートとリテヌートの結婚生活、とか、宰相とプリモと部下達との酒場での飲み会、とか。

今回の舞台作品としては、ゲストの皆様の芝居力、またもや、人間力に助けられてしまったなあ、と思うところが多々あり、感謝と尊敬を深くしており、不甲斐なくも思います。申し訳ないです。団員の演劇力は日々の稽古で上達をしなければならなく、なにより意識が必要で、自分を知ることが大切。これは、自分の人生にとっても、自己分析や自分を知ることは大切だろうけど、役者は特に必要だと思います。

まあ、僕は、プライベートというか、普段の僕は本当に阿呆で馬鹿なんだけどね。本当にどうしようもない人間なんです、あー、それ理解してるつもりで、一応、全うな人間になるよう努力みたいなのもちょっぴりしてますが、馬鹿で阿呆なのは治らないみたいだなあ。
だし、役者の自分はまだまだまったくの未熟者でお芝居は下手くそで、主宰演出の順也さんにはいつも怒られてますよ、迷惑を多くかけていますね、どうか、上手くなりたいものです、主宰からは今回の舞台でほんの少しだけ上手くなったかもね、的なことを伝えられ、感涙です。

どんなときも、練習練習♪
どんなときも、稽古稽古♪

もし、ご機会あれば、
SNSなどのDMなどにメッセージ頂ければ、都合が良ければ、さらに語りますよ!
そうそう、僕はTwitterにいつもいますので、
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劇団Q+の稽古終わりに歌ってみた
劇団QR+内バンド
「ズッキーニ」
ボーカル 璃音
ギター 和泉涼太
ドラム 堀伸也
ピアノ ジョニー
「SING with Q+」
結構、いっぱい歌ってますー
今のところ、全部カバー





では、
そうですね、
えーと、なんだ
次回、また劇場で会えることを楽しみにしております!



劇団Q+第7回本公演『アニマと迷子の王子』
無事に終演です!
皆様、本当にありがとうございました!

そして、なにより
今後の劇団Q+に本当にご期待下さい!
本当に。
信じてくれ。
必ず、感動させる、ずっと、
俺はそういう人間、
それが、劇団Q+、俺の役目。
大切なもののため、


Rock me Baby!!

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