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【本のこと】『仕事のためのセンス入門』

はじめに

皆さま、こんにちは。
個人的には超絶忙しい1週間を終え、大好きな土曜日。早くも週末が終わってしまうことを憂いている、フライング気味な私です(笑)。
大好きなアイドルの曲を流しながら、貴重な週末を謳歌しようと思います。


はじめまして、松浦さん。

さて、今回は、2022年の71冊目、松浦弥太郎さん『仕事のためのセンス入門』(筑摩書房)をご紹介します。

私が説明するまでもない有名人の松浦弥太郎さん。「暮しの手帖」前編集長であり、数多くのご著書を出版され、執筆に留まらず、ラジオのパーソナリティ、コンサルタントなど幅広い分野で活躍されている方です。

こんなにも有名な松浦さんのご著書を、実は1冊も読んだことがなかった私。社会人1年目で悩み事ばかりということもあり、この『仕事のためのセンス入門』を手に取りました。

帯には「今日から始める小さな意識改革」「成長をもたらす新しい19の学び」「新社会人から経営者まで。」という文章が並んでいます。そんな素敵な紹介文を目にしたら、多くの人から愛される松浦さんの「仕事のセンス」、知りたくなっちゃいますよね(笑)。

ここで、印象的だった文章を3カ所ご紹介したいと思います。

今日という一日は、ただの今日ではありません。今日の自分が何年後かの自分になるのです。

『仕事のためのセンス入門』53ページ

食事とは空腹を満たすためのものではなく、ましてや太るためのものでもなく、自分の体を養うためのものなのです。

『仕事のためのセンス入門』111ページ

行き詰まりというのは、考え方次第でチャンスに変わるものだと思うのです。なぜなら、頭をかかえて「自分には何ができるか」と悩み抜いたあげく、ほかでもない自分自身が変わらざるをえないことに気がつくからです。

『仕事のためのセンス入門』137ページ

日々「私はなんて要領が悪くてダメな人間なのだろう、今日も無駄に過ごしてしまったのではないか」とか「とりあえず納豆とサラダを食べておこう」とか思って過ごしている私に、松浦さんの言葉がやさしくグサグサ刺さります。こうやって多くの人が彼の文章に惹かれてきたのかもしれません。定期的に読み返して、松浦さんの言葉に刺されたいと思います。


おわりに

今回は、松浦弥太郎さん『仕事のためのセンス入門』(筑摩書房)をご紹介しました。「仕事のことで悩んでいる」「自分はセンスがないと思う」……そんな方にぜひ読んでほしい1冊です。

この記事が、皆さまの読書生活に新たな選択肢を加えられれば幸いです。それでは、良い1日をお過ごしください!

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