スマホが見たくてママを叩いた息子が約束を守るようになったわけ。
こんにちは♩
育児に関することをテーマに書いたマガジンを新たに作成しました。
できたてほやほや。
ヘッダーさえ作ってない…(笑)
育児に関しては、「どたばたママの日常」というマガジンも作成済みですが、こちらは普段の育児の様子を気ままに書いているもので、気楽に読めるものになっています。
新しいマガジン「親のまなざしの先に。」は、
子どもに関わるすべての大人の方に向けて読んでほしい、ちょっと踏み込んだ内容になっています。
育児が思うようにいかない。
子どもとの向き合い方がわからない。
子どものことがよくわからない。
子どもを変えようとするのではなく、子どもを取り巻く環境や、親の視点を変えることから、悩みの根本的な解決を目指す記事を投稿したいと思っています。
マガジンのタイトルにある「まなざし」は、わたしの尊敬している児童精神科医である佐々木正美先生の著書である「こどもへのまなざし」から拝借させていただきました。
小学校教員歴10年。
療育教室にて、未就学児から中高生までの発達障がいのあるお子さんや不登校で悩む親子と向き合ってきた経験を生かして、記事を読んでくださった方に少しでも、
「子どもとの関わりが楽しくなった」
「育児が楽しめるようになった」
と思っていただけるように、心を込めて書いていきたいです。
考え方のベースは、これまでの経験はもちろんですが、「応用行動心理学」や、「コーチング」が元になっています。(現在も勉強中!)
今回は、「子どもとスマホ」に関することがテーマです。
はっきり言及してしまうと、賛否両論あって、批難を浴びかねないテーマでもあります。「テレビ・スマホ」に関しては、じっくりと内容を吟味して書きたいと思っています。そうなると、軽く10000文字を超えていきそう…
ということで、何度かに分けて「テレビ・スマホ」関連のことは記事にしたいと思っています。
子育てに正解はありません。
これと断定できる解決策もありません。
なぜなら、子どもは一人一人違うからです。
もし読んでいただいて、悩みの解決に役立ちそうな箇所があれば取り入れていただいたり、難しそうと思う場合は、ご家庭に合ったやり方を見つけていただくきっかけになればさいわいです。
1 ママを叩いたあの日から
2歳9ヶ月の息子。
歯磨き前にはスマホを視聴するのが日課になっています。
その際に、まだ見たくてママを叩くという出来事がありました。
▼ その時のエピソードと、わたしの対応は?
この記事の中に書かれています。
その後、どうなったのか?
次の日は、叩きそうになってやめる。
これが、2日ほど続きました。
その後、叩くことがなくなり、落ち着いて約束を守れるように。
それ以外でも「人を叩く」という行動が出ることはありません。
2 子どもと約束を決める
「叩く」以前からしていたことですが、引き続き、
「子どもと約束を決めること」
を徹底しました。
例えば、今日の会話です。
息子と相談しながら決めること。
いっしょに動画を選ぶこと。
今日みたいに条件を伝えることもあります。
けれど、事前に決めておくと理解してくれることが多いです。
3 スマホの視聴をいっしょに楽しむ
スマホの視聴は、基本的にいっしょに見るようにしています。
月齢があがるごとに、一人で見る時間を伸ばしていますが、それでもいっしょに見る時間も大事にしています。
今日も、
「エビカニクス」
をいっしょに歌ったり踊ったりして、思う存分楽しみました。
いっしょに見る理由は、どんな動画を見ているのかと把握しておきたいこともありますし、息子がどんなものに興味をもっているか知りたいこともあります。
(単に、動画自体もおもしろかったり…)
いっしょに会話しながら存分に楽しむ時間をつくるようにすると、切り替えも早い気がします。
4 事前予告を入念に
スマホを見ている時に心がけているのは、
「あともうすぐで終わるからね」
「あと一個でおしまいだよ」
と何度か声をかけるようにしていることです。
いきなり、
「終わり!」となるのは、大人でも受け入れがたいもの。
事前に「終わり」を予告しておくことで、見通しが持つことができます。
これはスマホの視聴以外でも、結構役立つことなので、いろんな場面で応用しています。子どもにとっても、見通しをもって行動することは大事なことですよね。
5 それでもごねた時には?
「次で終わりね」
と約束したのにもかかわらず、
「あと一個」とごねることもあります。
そんな時はどうしているかというと、わたしは、
「本当に本当に最後だよ。ちょっとだけのを見ようか」
と、息子の要望を受け取るようにしています。
けれども、
この約束には必ず守るようにすること。
ママ側の条件「ちょっとだけ」を入れること。
で、おたがいのwin-winになるようにしています。
息子の要望は大事にするけれど、ママの要望も受け入れてもらうように。
今のところ、この約束を破って「また見たい」とごねることはありません。
最後に。
そうはいっても、やっぱり子どもは一人一人違うもので、このやり方でうまくいっても、別の子にはうまくいくとは限りません。
今回はスマホのエピソードだけを取り上げて書いていますが、
「約束をいっしょに決めて守ること」
「見通しをもって行動できるようにすること」
は、一日の中のさまざまな場面で息子とのやり取りの中で繰り返しています。
だから、
一回きりでうまくいくはずもないし、
一回やった方法で次もうまくいく保証もない。
問題がすべて解決する魔法のような育児法なんて、そもそもなくて。
子どもと向き合い、何を求めているか、どんな言葉が伝わるか。
本当に、その試行錯誤です。
どうしても悩みが解決できない。
こんな時どうしたらいい?と疑問に思っていることがあれば、ご相談を受け付けますので、公式ラインかコメントの方に、気軽にご連絡ください。
すこしでも、
育児が楽しく、楽になって、
ママがいきいきと輝いていられることを
切に願っています。
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