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夕食どきの家族の風景

今日、一番、
心が動いたこと。

息子が、
夕食の野菜炒めを食べて、
「うーんまい!」と笑顔で言った瞬間。
(ちなみに、息子は一歳5ヶ月。ほとんどしゃべれません)

心の中の何かが弾けた!

息子が食べたおかずは、
もやしとキャベツと豚コマを
炒めただけの料理。

手の込んだ料理でもない。
高価な食材も使ってない。

息子の分は、離乳食完了期なので
味もほとんどない。

それでも、満面の笑みで、
「うーんまい!」とわたしを見て喜んでいる。

わたしも一口食べてみた。

いつもは、
息子が食べこぼしていないか、
詰め込みすぎていないか、
気が気ではないから、
味も感じないまま、
黙々と噛み砕いて
飲み込んでいたように思う。

一口食べて、
目を瞑って、
味わってみた。

「ん!?なかなかうまいじゃん!」

ただの野菜炒めだけど、
なかなかおいしくて、
息子と「うまい、うまい」と
言いながら食べるのは、
しあわせな時間で。



その後、帰宅してきた夫も、
「うまっ!」
と言って食べてくれる。

「時々食べたくなるねんな〜」とも。

ありがたいなぁ。


ごはんをおいしいと言って食べてくれる。
当たり前のように感じていたけど、
ありがたいことだなぁ。

日々、見過ごしてしまいがちな幸福の種に、
息子の姿を見て思い出すよ。

今、この瞬間も幸せなんだって、
思い出させてくれる。


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