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元教員だけど子どもと遊ぶのが苦手…そんな私を救った言葉

白状します。

実は、、、
子どもと遊ぶのがそんなに得意ではありません。

「え?元教員じゃなかったっけ?」
「子どもと関わる仕事に長らく携わっていたんじゃなかったっけ?」

そうです。
子どもと関わる仕事をかれこれ12年ほどしてきました。
子どもは大好きです!

けれど、私自身も驚愕する事実なのですが、どうやら子どもと遊ぶのがあまり得意ではないみたいなのです。


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私が子どもと遊ぶのが苦手な理由

以前働いていた療育教室で、児童発達支援に携わった時に、先生方がおしなべて、

リアクションが素晴らしい!
表情豊かで惹きつけられる!
子どもといっしょに楽しんでる!

そんな姿を見て、明らかに自分に欠けている能力だと思いました。
けれども仕事は仕事なので、演技でもなんでも大袈裟にリアクションを取るように心掛けていました。

そもそも、反応が薄い私。
淡白、クール。
実際にそう言われることも多いです。

子どもは好きだし、いっしょに遊ぶのも楽しいのですが、感情を全面に出すことができなくて、淡々と時間が過ぎていく…

夫や保育士をしている友達が、子どもの行動に対して感情豊かに関わっているのを見て、
「すごいなぁ〜」
とやっぱり思ってしまいます。

それでも自分を否定することなく、私は私のスタイルのまま、子どもと楽しく遊べるているのは、ある方に言っていただいた言葉がきっかけになっています。

悩んでいた私を救ってくれた言葉

ボランティアで子どもと関わるイベントに参加した際に、何気なく主催者の方が言ってくれた言葉があります。

そのままのあなたで子どもたちと関わってほしい。
こうしなければならない、と思うことはない。
さまざまな大人がいて、さまざまな関わり方があって当たり前。
それが子どもにとっての学びになる。

そういった意味合いのことをおっしゃってくださり、今まで自分を縛っていた価値観がボロボロと剥がれていくような感覚になりました。

そのままの私でいいんだ。

すうっと心に入ってきた言葉に、肩の荷が降り、それから子どもと自然体で関わることができるようになりました。
自然体で関わると、気持ちが楽。自分も子どもも楽。
それぞれ人間同士。対等な関係でいられるような気がします。

遊ぶのが苦手な私がどんなふうに遊んでいるか

わいわいと賑やかに遊ぶことはあまりできないけれど、毎日緩やかにいっしょに遊んでいます。それでも単調になってしまいがちなので、自分が得意とすることを遊びの中に取り入れるようにしています。

①絵本

もう、毎日絵本に助けられっぱなしです。
妊娠中つわりなどでしんどい時でも、寝転びながら絵本を読んでいました。
子どもも絵本が大好きなので、一日に20冊以上読む時もあります。
それはそれで大変ですが…

②外遊び

外遊びは親子ともどもリフレッシュできていいです。子どもは勝手に、生き物や自然、遊具など、自分の興味のあるものに飛びついていきます。

③ごっこ遊び

動物のぬいぐるみを使う方が、抵抗なくリアクションを取ることができています。
お買い物ごっこやおままごとごっこなど、さまざまな応用ができて、毎日違った楽しみがあります。

④家事をいっしょに

遊ぶのに疲れたら、いっしょに家事をします(苦笑)
掃除や料理や洗濯干しなど。家事も片付くので一石二鳥です。

「こうでなければならない」を手放す

以前は、理想となる「先生像」「母親像」を思い描いて、かけ離れている自分の姿に思い悩んでいたように思います。

けれど、いろいろな先生がいていい。
いろいろな親がいていい。

そんなふうに思えてから、自分なりの関わり方を見つけることができました。
ママはママの関わり方。
パパはパパの関わり方。
じいちゃん、ばあちゃん、保育士さん、友だち。
それぞれの関わり方。

さまざまな人と、いろいろな関わり方を通じて、子どもは人との関わり方を学んでいくのかもしれないなぁと思っています。


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