見出し画像

自分の感情にていねいに寄り添う

ささやかな幸せを。

昨日、少しもやっとすることがあった。

久しぶりに訪れた美容院。
前回の担当者さんじゃない方で、いろいろと行き違いがあり…、ここでは、文章に残すことは控えたいが、かなり自分の中で考え込んでしまった。
いつだって、感謝の気持ちをもてたらなと思うが、そうもいかないこともある。

気分を変えようと、帰り道にパン屋さんに寄ろうかなと思ったが、結局、行きたいパン屋さんに寄れず仕舞いだった。

翌日、そんなことを知る由もないダンナさんが、パン屋さんへ行こうと提案してくれた。

以心伝心…?みたいなことが、ちょくちょくある。なんか今日はアイスを食べたいな、買って帰ろうと思ったら、おたがい買ってたり。
しかも同じアイス。

パン屋さんには、美味しそうなパンが所狭しと並んでいて、食べたいパンがいっぱいあった。

あれも、これも気になるな。

わたしは選ぶのにとても時間がかかる。
食べたいパンは店内を一通り見てから決める。
その時の気分で、一番「これ!」というものを丁寧に自分の心を観察しながら決める。

その過程が好きだったりする。

何が自分の今の気持ちにしっくりくるか。

お花屋さんに行くときや、コンビニでデザートを買うときなんかも、その過程を大切にしている。

文章を書くのもそうだ。
最近、自分の心をすごく意識して書いている。気持ちに寄り添えているかをすごく大切にするようになった。

文章を書いていると、どうしても、外向きに意識が向きがちになる。

どう思われるんだろう。

どんな文章が読まれやすいだろう。

そんなことも、大切に思われる方もいるかもしれないけれど、わたしは、自分の内側に集中して、心の中心にあるものを感じ取るようにしたい。

丁寧に寄り添って選択するということ自体が、自分をとても大切にしている行為だ。

自分自身を丁寧に扱っている。

選択した結果が、思うような結果でない場合ももちろんある。そんな時は、やっぱり悲しい気持ちにもなるし、美容院の体験のように考え込んだりする時もあるが、うまくいかないことも面白味があって、人生が味わい深いものになるのかもしれない。

今日は、選んだパンが思った以上に美味しかった。

あぁ、しあわせ〜。

ささやかだけど、こんなに喜びに満ちた瞬間はないと思う。

たった一つのパンにも、幸せはある。

それを、選びとる意思があれば。

そのストーリーを楽しめる感情があれば。

サポートとそのお気持ちは、創作や家族の居場所づくりのために還元できたらと思ってます。