お酒を飲んで「しまう」人への豆知識
お酒は肝臓で処理される、それは知っている方も多いでしょうか。
脂肪肝、肝硬変、肝臓がんと進んでしまうことがわかっています。そして、肝硬変、肝臓がんとなると、「お酒がおいしくなくなる」ということを頭に置いてください。
おいしいから飲むのですよね。でも末永く楽しみたいというのなら、
もう一生酒なんか飲みたくない、となるのが嫌なら、
アルコールの量を減らしてみましょう。
減らせば減らすほど、長くお酒を楽しめることでしょう。
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飲みたくてしょうがなくなる人も多いです。
アルコールは依存性がマリファナより高いという説があります。
売られているのは、アルコールやタバコの販売やたしなむことが地下にもぐってしまって、より劣悪な環境や境遇を生み出さないためです。
例えば、友人を殴ってしまった、警察に怒られた、刑務所に入った、飲むと家族がおびえることをしてしまう、朝から飲みたくて、飲んで出社、解雇された、酔った同士で殴り合いをしてしまった、結果リンチされた、殺された人を知っている、飲むと変になる、
まあ、飲まないほうがいいですが、必要な方もいますよね。
精神科や内科で依存症と診断されると、お酒を一切やめるように最長3か月を今ならかけて、(特例はもっと伸びるかも)教育されます。
AA(アルコール依存者の自助会、アルコホーリック・アノニマス)を紹介されて、神にすべてをゆだねて、「アルコールを断てますように」と祈ることになるかもしれません。でも、現代ではそうするのがよいだろうと思われている医療界でもあります。
けっきょく自分でコントロールしなければならないし、飲まないと決めたのに飲んでしまうことを繰り返して、「お酒を飲んでいないことが誇り」みたいな人生になるかもしれません。
お酒の楽しさを知っていたら、複雑でしょうね。日本人なら「神に頼る?」と拒否感を感じる人もいますね。それで行かなくなる人もいます。
AAをサボると、また飲んで、絶望感から自棄になってしまうひともいます。
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アルコールを飲み過ぎる、ということは、アルコールに人生を支配される道を歩むとも言えるかもしれません。
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そうして、飲んでしまって、肝硬変になって、おいしいものがない、
楽しみがない、
となってしまう人もいます。
酒量をある程度コントロールできたら、酔いすぎてトラブルやギスギスすることも減りますし、
長く楽しむことができます。
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お酒が好きなら、飲んでも楽しくない、おいしくない、という残りの人生を送りたくないと思います。
アルコールの適量は諸説ありますので、ここには書きません。
ぼくは、一晩に7%のハイボール(糖分がすくないため)350ml一本にしていますし、飲む気分じゃない夜は飲みません。
友人と飲むことになった時は生中二杯にカクテル、なんてこともありますが、翌日翌々日、飲まないなどしてアルコール依存症を予防しています。
そうは言っても、お酒好きなので、依存症とは隣り合わせと覚悟してますが。だから、コントロールできる範囲に収めるようにしています。
強く意識していても、昼間にふと飲みたくなって我慢したこともありますし、休みの日に昼酒をしてオカンにシバかれたこともあります(笑)
欲求自体が、実はそう、何時間も続かないから、その間我慢すれば大丈夫、という話もあります。
ヘロインなどの依存などはEDENという漫画によく出ていました。ご興味があれば。ばたばたと人が死にますが(^-^;
でも、飲む自由があるので、それを守るために、お酒が好きゆえ、
口惜しくても、寝れなくても、なるべく飲みません。
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医学部中退の二年前、留年している身で友達も少なく、たまには軽蔑されたりゴミのように扱われることもありながら、
看護師に脅かされたり先生に脅かされたり(命を預かるという認識の人ほど、厳しく危機感を叩きこまれました。)などありました。
看護学校などのほうがしっかり厳しいと聞くので、看護師さんは尊敬しちゃいます。
最初は飲み屋でちょっと飲むくらいで憂さ晴らしできましたが、試験も受からず(統合失調症には学力低下というおまけがついていました)自殺を考え、死ぬくらいなら酒で自分を消してしまおうと、
ウイスキーの大びんを一晩に一、二本飲んでしまうようなことをやらかし、
欠席と、電話にも出ないことから親に連絡が行き、父が僕がつぶれているところを発見し、黄疸も出ていたので病院に連れていかれました。
こういうのを、依存症の世界では、底つき体験というそうです。
コントロールしたいなら、人にどういわれようと、自分の失敗を底つき体験として設定してみてはいかがでしょう。
それで、血液を採られ、肝酵素がふつう2桁くらいだったかな、そのところ4桁行っていて、
緊急入院となりました。脂肪肝に急激になっていました。
現在は依存症の手前の乱用という診断になっています。
どうしても、ちょっと飲みたくなるので主治医に言って、
適量の冊子をいただき、上のような持論に至ってます。
乱用をしてから10年近くたちます。
依存症が悪いのでなく、そうさせてしまう構造をどうにかできたらいいのですが、なかなかできることでもないので、「コントロールがついている人には」アルコール、タバコが許されているのが現代と思います。
よく「酒は百薬の長」とも言いますが、脳機能が低下して痛み止めになっていたような時代にできた言葉かもしれません。「きちがい水」とも言われてますね。本当は、基本、飲まないほうがいいのかもしれません。
でも、お酒を覚える機会に出会った人がほとんどではないでしょうか。キッチンドランカー、DV、これを読んでいる人は知っている言葉もあるのではないでしょうか?
まあ、僕は医師じゃないし、お酒もスキで楽しむので、辞めろと言いません。
お酒が好きだったら、未来の自分のために、飲む量と頻度を減らして、穏やかに楽しみませんか?
これがお伝えしたかったことです。
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お酒の話も以上です。適量で楽しく楽しみたいですね。
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パチンコも賭博場が隔離されてない(ラスベガスのように)と、白人さんは驚くようですし、日本もまだまだです。マルハンは「日の丸を怨む」から来ているというのは本当なんでしょうか。知りませんが、依存の発想はあらゆる依存に使われています。AAなど自助会もはずかしくないし、一度試しに行ってみてと言われて言ったところで聞いた言葉が、「お酒がやめられるはずがない」でした。口々にこれだけ工夫をしています、こんな失敗があったので飲まないんです、と話が続いていたのに、一番年長者のまとめ役が言ったので、
「ここにいてはまずい」と思いました。
詳しいことはわかりません。
そろそろ本当に終わります。
どんな方が読まれたかわかりませんが、
変わらず「ご多幸をお祈りします」と言いたいです。
失礼いたしました(^^)v
2020年3月10日。
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