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やっと、障害と向き合いはじめた

私は、自己紹介にもあるように様々な持病がある。
なかでも、困っているものは片耳の失聴と双極性障害、強迫性障害だ。

片耳の失聴は障害者手帳を貰えないし、まだ話したり、聴いたりを配慮があればできる。
補聴器をつけて、「耳が悪いので大きめの声でお願いします。」と、言えば何不自由なく過ごしてきた。
人間関係は難しい…一対一の会話しか聞き取れないし、居酒屋とかでは会話が成り立たないのだから…
それでも、片耳失聴してから10年で人間関係を整理し、私の片耳失聴を理解して、配慮してくれる人としか付き合わないことで、解決してきた。
就けない仕事もある。
航空のアテンダントや、インカムを使う仕事などは就けない。
が、それは諦めて社会に出てからは小売の販売の仕事をメインにやってきた。
今年、転職をして病院の受付と事務にチャレンジしたが…
双極性障害と強迫性障害が出てしまい、早々に退職することに…
辛かった。何度も同じことを確認してしまう、強迫性障害の症状が出て、同僚や上司には煙たがられ…
頓服の安定剤を毎日Maxまで飲む毎日…
しまいには、ミスを擦り付けられてその不安から出勤できなくなった。
身も心もボロボロ、耐えられなくなり退職し、夫に甘えて、専業主婦に…
今までは、頑張れば精神の障害は隠せると思っていた。
私の問題であって、私が頑張ったりうまくやることで、隠して働けると、どこかで思っていたのだ。
見えない障害だから、普通の人に擬態して生きていけると思っていた。
でも違かった。
今まではクローズで頑張って普通の人に擬態しようと努力してきたが、もう無理だと思った。
私の症状は、障害で気持ちの持ちようなんかじゃ変わらない。
うつっぽくて死にたくなるのも、布団から起き上がれないことがあることも、酷くなると何もできなくなり、入浴を2週間とか出来なくなることも、何度確認しても気が済まず、確認を続けてしまうことも…。
すべて、健康な普通の人からみたら異常だ。
私は、主に困っているこれらの症状を誤魔化しながらこの2年クローズで働いてきた。
もう無理だ。
私は、クローズで働くことを諦めた。
今まで使ってこなかった、行政の障害者支援センターでこれからの就職について相談している。
私の病気は、誤魔化せるものではなく障害だと、やっと、受け入れることができたし、
やっと、普通の人になることを諦めて、ありのままの自分で働けるところを探そうとすることができた。
やっと、障害を、自分自身を受け入れ始めることができたのだ。
一歩ずつ、ゆっくり、障害のある自分を受け入れて、障害のある自分でも無理なく働ける環境を探したい…

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