占い師の自覚が出てきた話
11月末から占い鑑定サービスを始めた29歳女です。だんだん占い師の自覚が出てきたので、何が自覚を加速させているのか考えてみる。
前提として、気持ちとしても条件としても、占い師をやることに抵抗はなかった。どちらかといえば占い師という職業には憧れがあり、ノリノリ。
いやいや始めたとか、なんとなく始めたとかではない。2020年からちょくちょくモニターを募ったり、サービスを出したり、断続的にやっていた。だからやりたい気持ちとしては自信があって、足りないのは勇気と覚悟だった。という前提。
占い師の自覚が出てきた要因は、主に5つ考えられる。
コンスタントにお客さんがいること
目標を定めて、頭の中にそれがあること
時間を投下していること
「出店してほしい」「鑑定してほしい」とリアルな知人から言われること
インスタの専用アカウントで発信してること
それぞれ補足する。
1.コンスタントにお客さんがいること
お客さんがいるから、占い師にしてもらえる。これが一番大きい。お客さんがいなかったら、いくら名乗っても、いくら信じても、脳みそは自分のことを占い師として認識してくれないだろう。
この3ヶ月間で38人の方がサービスを利用してくれた。お客さんが1〜2人しかいなかったら占い師と名乗るのにも不安が出るけど、お客さんが38人もいたら、むしろ名乗らないと失礼に思える。
「自信がないとか自覚がないとか言ってたら、わたしがどうっていうより、お客さんに失礼だと思わない?」と自分に問いかけると、自覚を持ってやっていこうと思える。
家庭教師のバイトも教育実習も、子供が「先生」と呼んでくれるから気が引き締まっていた。生徒やお客さんがいると、さすがに自覚せざるを得ない。しないと失礼。
お客さんの存在が一番大きい。
2.目標を定めて、頭の中にそれがずっとあること
占いに関する目標を立てて、それをトイレに貼っている。つねに頭の中に占いのことがあるから、意識がそっちに向かう。するとだんだん、脳みそが占いに染まっていく。
鋸山BASEのえいさんにインタビューしたときに「仮説を立てるとカラーバス効果が働くよ」と教えてもらった、それに似ている。何かを立てると、意識がそっちち向く。
3.時間を投下していること
インスタを更新したり、他の人をリサーチしたり、鑑定したり、勉強したり。シンプルに時間を投下してる。
すると、脳みそが「こんなに時間を投下するってことは、脳みその持ち主は占い師なんだな」と思ってくれるんだろう。
時間を投下するっていうのは、スキルがなくてもできることだ。案外こんな風に、スキルじゃなくて時間や気合いみたいなものが効いてくるんだな。
時間を投下するのは、脳みそを操るコツだな。
4.「出店してほしい」「鑑定してほしい」とリアルな知人から言われること
知り合いから「占いをやってる人」として認識されて話しかけられると、これまた脳みそが「この脳みその持ち主は占い師として話しかけられてるぞ」と認識してくれる。
たとえ自分に自覚がなくても、誰かが代わりに信じてくれたら、それは擬似的だとしても自覚として蓄積される。
もし自分で自分のことを信じられないときは、代わりに信じてくれる人に話を聞くといいのかもしれない。ピグマリオン効果の逆って感じがする。
5.インスタの専用アカウントで発信してること
インスタで占いにまつわる情報を発信し始めた。専用アカウントを作って。
そしたら、17投稿した時点で42人がフォローしてくれた。
同業の人からあいさつのDMが届いたり、インスタコンサルの人から「初回無料コンサル、どうですか?」と勧誘があったり。当たり前のように「占い事業をやっている人」として扱われる。
SNSの専用アカウントを作ることで、人格がひとつ増えた。わたしの「占いの面」しか知らない人から絡まれる。すると、脳みそが「この脳みその持ち主は占い師なんだ」と認識し始める。
こうやって考えてみると、なりたいものになるには、いかに脳みそをそっちの方向に思い込ませるかが大事なようだ。
引き寄せ系のワークで「感情が現実を作る」「叶ったときの感覚をイメージしよう」というのが出てくる。
分かるような分からないような…という気持ちだったけど、占い師の自覚が出てきた最近、分かってきた。
どうすれば占い師になれるのか?といえば、占い師としての生活を完全再現して、実際の気持ちを味わってみればいいんだ。そうすれば脳みそが錯覚を起こして、それがどんどん本当になっていく。
なるべく再現して、リアルな感覚を味わうこと。最初はごっこ遊びのつもりでもいいのかもしれない。休日を使って、生活を再現してみる。誰かにお客さんになってもらう。
0→1のあとにそれより大きくするためのコツは、いかに自分の脳みそを騙すか?なのかもしれない。
まだまだあらゆる面で課題だらけだけど、自分のやりたいことが分かってて、かつ何にも邪魔されずに動けるなんて贅沢だ。人生の貴重なボーナスタイムを駆け抜けていこう。
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