話の通じる大人の条件
3歳年下の妹から「姉は昔から話の通じる人だった」と言われた。
話の通じる人とはどんな人か?気になるので考えてみたい。
自分で考えても分からないので、学生時代に「この人は話が通じるなぁ」と感じた大人について思い出してみる。
話の通じる大人①中学の保健室の先生(当時52歳)
トリッキーな話をしても動じず
適切な情報を提供し
手に追えないことは専門家を召還し
例外な対応をたくさんしてくれて
前向きなことには一緒に喜んでくれる人
話の通じる大人②高校の学年主任(当時59歳)
適切な情報を提供し
若者に人気の音楽をよく聞く
自分自身が紆余曲折ある進路をたどってきた
大人しいくせに企画やイベントが好きな人
話の通じる大人③大学時代のゼミの先生(本業は精神科医・当時53歳)
頭がいいのに何事も決めつけず
研究者なのに科学で説明できないことも面白がり
とにかく穏やかにゆっくり喋り
役立つ書籍を提供してくれる人
これが「話が通じるなぁ」と感じた大人たち。
まとめると
・どっしり構えている
・ちょうどいいタイミングでちょうどいい情報をくれる
・決めつけずに最後まで話を聞いてくれる
・例外やルールの外を受け入れてくれる
・子どもだからとなめずに対等な立場で接してくる
こんな感じかなぁ。
たしかに妹への態度は、こんな感じだったかもしれないなぁ。
逆に「話が通じない大人」だと思われてしまう特徴はなんだろうね。
・不安そう、せわしない、あわあわしてる
・求めていないタイミングで意見を言ってくる、ほしいタイミングで意見を言わない
・決めつけて最後まで話を聞かない
・例外やルールの外を受け入れない
・上から目線で話してくる
たしかにこんな人のことは「話が通じない大人」だと思ってしまいそう。
話の内容の正しさよりも、受容的な態度やタイミングを待つことが大事なんだろうな。一言で表現すると「長期的にも短期的にも余裕がある人」が、話の通じる大人の条件かな。
余裕のないときは要注意だね。きっと余裕のなさが各方面ににじみ出て、信頼を失いやすいくなる。
気を付けたいことだね。
追記
話の通じる大人は、分からないことは「分からない」と言ってた気がする。無理やり何か答えようとせず、分からないと言っていた。信頼してる大人の「分からない」は、「この人でも分からないなら仕方ない」という前向きな諦めにつながった。
サポートはお菓子代になる予定です