「人のため」と「自分のため」の割合

自分の仕事を作るべく、奮闘中の29歳女です。

仕事は誰かの役に立たなきゃ成立しないので、「人のため」は欠かせない。同時に自分の仕事を作るからには、自分発信の「自分のため」も欠かせない。

あまり器用じゃないので、「人のため」と「自分のため」のバランスを取る感覚が掴めなかった。「人のため」を意識すると自分のことが疎かになって疲れて最悪な気分になるし、「自分のため」を意識するとわがまますぎて到底人と関われる感じではないし。

でも、マインドをどこに持っていけばいいのか、少しだけ分かってきた気もする。

「人のため」といえば奉仕のような雰囲気を感じていたけど、たぶん必要なのは奉仕ではない。誰向けに、何を解消するのかを明確にすること。分かりやすく伝えること。奉仕というより、そこの用意が大事なんだろうと分かってきた。

これからハイキングする人に対して、どこに自販機を設置すると役に立てるのかを設計する感じ。奉仕じゃなくて、設計とか置き場所とか、そういう問題なんだろう。それだったらわたしもできる気がする。べつにねぎらいの言葉をかけたり、ペットボトルのラベルのデザインを綺麗にしたり、値下げしたりする必要はなくて、ただ必要であろうものを買ってもらえる金額で用意すればいいのだ。需要が満たされて、役立てるのであれば。

「自分のため」は、生きてる限りベースにあるものだけど、自分がいったん満たされたら、あとは「人のため」の視点を大事にしたほうが結果的に自分もよくなっていきそう。たぶん普通のことなんだけど。今までまったく実感を持てなかったから、自分的にはすごく大きな発見。自分がいったん満たされたら、あとは人のために移行しても良さそう。自分を使い果たそう、という感じ。

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