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ワールドカップに向けて、チャイニーズタイペイとの強化試合とJBA審判部とB.LEAGUE競技運営部の歴史的交流の日。どちらもどんどん良くしていきましょう。

土日で男子日本代表強化試合が、浜松にて行われました。対戦相手はチャイニーズタイペイ。ワールドカップ  を前に強化を図りたい日本としては、ほぼベストメンバーで来てくれた台湾に対して感謝しかありません。

国歌斉唱

まだまだ、チームケミストリーが高まっているわけではないですし、試している段階だと思います。上手くいったところ、上手くいっていないところが出たことで課題を練習で修正、ステップアップする上でも良い機会になったのではないかと思います。

結果は連勝。まだまだ粗いところは残りますが、スリーポイントを多投、アグレッシブなディフェンス、アップテンポなバスケというトムホーバスHCのやりたきバスケは、終始徹底していたと思います。可能性を感じる代表ではないでしょうか。

しかし、良い時間帯もありますが、対策されて膠着した際にどう打開するか、引き出しや上回る力が必要になりますね。トムホーバスHCと今の日本代表の選手たちの挑戦、成長プロセスを信じるだけです。

GAME2の入場者数
トムホーバスHCインタビュー
富永選手インタビュー
吉井選手インタビュー

トムホーバスHCも試合後に言っていましたが、熱い応援に感謝ですし、ワールドカップまで残りわずかなのでファンの皆さまのエネルギーは必要不可欠になるので、引き続き熱い応援をよろしくお願いします。(出来ることなら浜松にまた戻ってきたい)

試合後は、JBAの渡邊新事務総長と前田審判委員長、高森さん、B.LEAGUEの増田常務執行役員、黒田マネージャーと会食。おそらく、JBAのトップ、審判部とB.LEAGUEのトップ、競技運営に関わる幹部が対話するこのような会は過去になかったのではないかと思います。なかなか一堂に介することはスケジュール上難しいのでで日本代表戦後、浜松でセットしておりました。

良い感じ

B.LEAGUEの発展において、レフリーは超重要であることは言わずもがなです。ファンや選手の立場を鑑みても開かれるところは開かれるべきではないか。他方でレフリーの立場や実情も広くファンの皆さまに知ってもらいたいとも思っています。2026年まで毎年2名づつプロレフリーを増員していくつもりです。B.LEAGUEの試合の品質向上のためにも、JBAと連携していきます。

しかし、一足飛びに何かが、劇的に変わるわけではありません。現実、現状をご説明し、ご理解をいただく努力は必要不可欠だと思っています。バスケの試合には、選手やチームスタッフはもちろんのこと、試合をサポートするビジネスサイドのスタッフ、企業、ボランティアからレフリー、TOから多くの人が関わっています。

選手だけでなく、今ではプロレフリーを目指す若い人たちも生まれています。どうしても支える側の情報が少ない分だけ肩身の狭い思いをしたり、わかってもらえない前提で仕事を一生懸命している仲間たちがたくさんいます。そのような仲間が、少なくなるように尽力することも務めではないかと思っています。


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