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黒字に拘る経営


経営者になって28年、基本的に黒字には拘らなくてはならないと、ずっと思ってきました。収支に貪欲にならず事業を行うことなど、フェアプレー精神を持たずに競技を行うようなものであり、危険なことではないかと考えています。零細中小企業なら尚更のことです。

もちろん中長期的な利益を獲得するために一定の投資期間という名の赤字はやむを得ない。単年度の黒字よりも大切な投資というものがあるという観点も理解できます。その上で黒字には拘りたいと思ってきました。

黒字に経営者がこだわる姿勢こそが、社内の経営規律を高めることに繋がることが大きいです。また、ひとつひとつの企画や事業に対しても費用対効果や採算性について社員の意識が高まるという効果もあります。企業の規模や体力、業界の置かれている環境などにもよりますが、極限まで黒字に拘るべきかなと思っています。


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