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B.LEAGUE AWARD SHOW 2022-23 を終えて

B.LEAGUE 2022-23シーズンの全ての日経が終了しました。B.LEAGUEに関わる全ての皆様に感謝申し上げます。あらためまして、琉球ゴールデンキングス、初優勝おめでとうございます。台風の影響で琉球ゴールデンキングスの桶谷HCと田代キャプテンの出席が叶わなかったことだけが残念でした。

4年ぶりにAWARD SHOWがリアルで開催されましたが、ファン・ブースターの皆様の熱量も手伝って緊張感の中にも暖かい空気が漂っていました。足元の悪い中、ご来場、そして、ご視聴ありがとうございました。

選手たち、スピーチが上手だし、素敵なプレゼンターにもお越しいただいたので引き締まった会になったのではないかと思います。AWARDで受賞されるのは、僅かなな選手やチア、マスコット、審判です。しかし、それ以外の仲間たちのおかげで試合、B.LEAGUEは成り立っています。あらためて、感謝申し上げます。

今年は、横浜ビー・コルセアーズ 河村勇輝選手(以下、河村選手)がMVP、その他多くの賞を獲得しました。ここまで総なめすることは滅多にありませんが、今シーズンの大活躍とクラブの躍進のインパクトを鑑みれば驚きもありません。河村選手、ベスト5含め、その他選出されたチーム、選手、アルバルクチアの皆さん、加藤レフリー、ロウル、おめでとうございます。

ベスト5
ジャンボくんとロウル!

賛否あるようですが、今年は河村選手だったということです。また、チェアマン並びにリーグスタッフが投票も推薦する権限もありませんし、決まっている選考方法の中で客観的に決定したものです。

毎年、大なり小なりこのような議論は巻き起こると思います。ファン・ブースターの想いが溢れることろなので理解できます。しかし、この選考方法を知っていただくこと、事実をお伝えすることは大切だと思いますので可能な範囲で解説したいと思います。

1)投票方法について
B1登録の全HC・全選手および投票権を有するメディアによる投票によって表彰対象者を決定します。

全HCおよびメディアには1票につき3ポイント
全選手は1票も1ポイント

本来、これ以上のデータを公開する必要はありませんが、河村選手と2位のペリン・ビュフォード選手の差ですが、メディア評では僅かに河村選手が多くの票を獲得。HC評では、同一ポイント。選手票で河村選手が2位以下を圧倒しました。

つまり、全てのB1登録選手から圧倒的な支持があったということです。メディアやHCの×3を凌駕するレベルでした。これだけ直に対戦した選手たちが、コート上で凄みを感じて投票したのだと思います。この評価の重みはあると思っています。

選考委員会などを設けて主観的に決めるという方法もありますが、敢えて設けず、票数だけで決定することで恣意的な要素は入れないようにしているというのが現行ルールとなります。

最善の方法が何か、というのは難しいですが、ベスト5を現在のオンザコートルールに準じて、日本人選手、帰化、アジア枠含め3人、外国籍選手2人という選出するというルールになっていますが、一切の枠を設けずに決めるということを検討するのはあるかもしれません。

しかし、そのような方法を採用したとしても、これだけ選手から圧倒的な評価があると今年は河村選手になったかもしれません。そのくらい凄いインパクトだったということがわかります。

ベスト5に選出された選手は、客観的に評価された素晴らしいパフォーマンスをシーズン通して発揮した選手たちばかりです。正直、6位も7位も…。ポジション関係なく選出されていますが、印象論含め今後も様々なご意見もあると思いますが、選出された選手たちを盛大に讃えてあげてほしいと思います。

最後に、このAWARDは、あくまでもレギュラーシーズン60試合でのパフォーマンスを讃えるものです。どうしてもファイナル直後の開催なので優勝チームから多数選出されていないと違和感を持たれる人も多いと思います。また、この評価もレギュラーシーズンが終了してすぐに実施しています。つまり、ポストシーズンの活躍と完全にわけた設計となっております。

2023-24シーズン、更にココロ、たぎるリーグになるよう、リーグスタッフ、クラブと力を合わせ、ファン・ブースターの声にも耳を傾けながら尽力してまいります。ありがとうございました。


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