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熊本ヴォルターズの経営体制の変更からクラブオーナーと社長・スタッフ、ヘッドコーチ、選手、チームスタッフの重要性を考える。

「熊本ヴォルターズは、2023年3月28日(火)に臨時株主総会を開催し、同年3月1日(水)の臨時取締役会での決定が正式に承認されました。これにより、弊社株式の100%が西川グループの保有」となったことを発表しました。

コロナ及び様々な困難がある度に、西川グループ様が積極的にクラブを物心両面のご支援をしていただいておりました。B.LEAGUEの2026将来構想を見据えて、熊本のため、ブースターの皆様のためにも更に踏み込んでクラブをお支えいただく決断をしていただいたこと、心より感謝申し上げます。

このタイミングで西川グループ経営者の皆様に御礼をお伝えすることと、2026将来構想の大義や想いを直接お伝えするとともに、クラブの成長戦略についての意見交換をさせていただくために昨日熊本入りいたしました。

あらためて、西川グループ経営者の皆様の熊本、クラブに対する強い責任と愛情を伝わり、リーグの方針に対してもご賛同もいただき、ありがたい限りでした。今後ともどうぞよろしくお願いします。

また、執行責任者である福田社長のここまでまとめ上げたことへの労いと、未来に向けての作戦会議もさせていただきました。福田さん、頑張るしかないですね!

ミーティングが終わって懇親会

ブースターの皆さまには、あまり変化を感じることはないかもしれませんが、この経営体制の変化は大きいことなのです。クラブ経営にとって最も大切な軸というのは、オーナー→クラブ社長(スタッフ含む)→ヘッドコーチ(チームスタッフ含む)→エース選手(他の選手含む)かなと思っています。この軸が整って、競技としての成功や価値あるクラブとしての存在に近づくのではないかと思っています。

資金力だけではなく、関わり方、振る舞い、クラブ社長を選ぶこと、生かすも殺すもオーナーの影響力は絶大なのです。オーナーが愛情と責任と高度な目利き力をもって良い社長を選び、思い切り仕事をさせてあげられる環境を用意しただけでかなりのインセンティブです。

その上で、社長がスタッフをモチベートさせて、良いヘッドコーチを選んで選手やチームスタッフをモチベートさせることが出来たらほぼ完璧。こんな状況が整えば良い選手も来ますし、間違いなく強いクラブ、チームになりますね。

そういう意味では、熊本ヴォルターズのオーナーの西川グループ、クラブ社長の福田さん、遠山ヘッドコーチという軸があり、クラブスタッフ、選手、チームスタッフ含め、素晴らしいと布陣だと思います。エース選手はブースターの皆様の想像にお任せしますが。

ということで川上であるオーナーがいかにクラブ経営において大きな影響があるかわかっていただけたと思います。だからこそ、私は全てのクラブのオーナーと社長を筆頭にスタッフ、ヘッドコーチ及び選手、チームスタッフを心からリスペクトしています。

どの立場も相当の覚悟と力がないと到底務まらないからです。この太い軸が大切であり、経営側が良くなることとブースターの皆様にとって魅力的なクラブとチームになることはイコールなのです。

ここからクラブは、入場者数を増やすこと、事業規模を拡大していくこと、アリーナの課題に向き合うことになります。ブースター並びにクラブ関係者の皆様、ヴォルターズの新体制の意義をご理解をいただき、更なる応援とご支援をどうぞよろしくお願いします。

今回たまたま熊本ヴォルターズの話で説明させていただきましたが、B.LEAGUEの全てのクラブに該当するお話です。各クラブのブースター並びにクラブ関係者の皆様もどうぞよろしくお願いします。


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