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川淵さんの100年構想に込めた想い

6/27 対外的に新たなビジョンを発表する予定です。その前に全スタッフに説明する機会がありました。Bリーグの考えている社会的大義を世に送り出すものであり、スタッフにもきちんと伝えねばならないと思っていました。

いわゆる、Jリーグで川淵さんがチェアマン時代に発表した100年構想に近い気がしていたので直接電話して当時の想いを聞いてみました。そーですか!凄い!わー!と幼稚なリアクションを連発するほどビジョナリー満載ストーリーに感動でした。

川淵さんは、Jリーグ立ち上げる前に、欧州を周り、スポーツを部活ではなく、地域で支え、文化になって老若男女楽しんでいることに強く感動したと話してくれました。

Jリーグの理念にもそのあたりの想いが詰まっています。誰もが、どこででも、スポーツを通して心身の健康につながり、豊かな日本の未来に貢献するという熱い想いがあり、講演などでも繰り返し話していたそうです。

その中で、繰り返し、30年、50年、100年かかってもそんなスポーツを文化にしたいという想いを語っている中で、その想いを形にしようとなったのが100年構想の誕生秘話でした。

電話でも日本代表が強くなるとか、競技レベルを上げるなどは大切なことだが、そんなことを目指すことは当たり前で、もっと大上段に掲げるべきことは、Jリーグを通した社会への貢献と力強く語られていました。今、あらためてビジョンを掲げようとしているBリーグの責任者としては、身身が引き締まりました。何よりも大切なことは社会的大義であるという川淵さんとの共通認識を持てたことが、自信にもなりましたし嬉しかったです。

時折、答え合わせと言ったら烏滸がましいですが、川淵さんという偉大な存在があり、直ぐにお話しできることに感謝しかありません。

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