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香川ファイブアローズの躍進に期待

昨日から、香川県高松市に来ています。渡邊雄太選手の地元、ワールドカップの盛り上がりも手伝ってバスケに対する熱は高いだろうなと想像しつつ、いかに香川ファイブアローズ(以下、クラブ)の躍進に繋がるか、降格のビハインドを吹き飛ばしたいということで、B3の堀井理事長と共にやってきました。

すでに、B.革新発表後、クラブとしては、B.ONEを目指すと表明しています。とは言え、入場者1500人、売上高4億円は、現状のクラブにとっては、どちらも簡単ではない目標です。新社長となった生岡社長と共に、関係各所を訪問して支援の要請とB.革新で実現したい世界観をお伝えさせていただきました。

ます、高松空港に到着してすぐに香川県庁に向かい、池田豊人知事を表敬訪問させていただきました。中学校・高校とバスケをやっていたということもあり、話は弾みました。クラブは、B.ONEを目指すこと、今シーズン、入場者数を増やすことが重要なため、県民の皆さまへのPRにお力添えをいただくことをお願いしました。

B.革新の目指す方向性にも共感いただきましたので引き続き、ご支援をいただけると思います。地方クラブでもチャンスがある、地方創生リーグを目指していることを強調させていただきました。

会談中
左から 上良選手、生岡社長、池田知事、島田、堀井理事長、藪内ヘッドコーチ

終了後、たくさんのメディアの皆さまからインタビューを受けました。露出増により、少しでも認知拡大に繋がることを期待しています。

インタビュー中

続きまして、ユニフォームスポンサーでもあり、トレーニング施設をサポートしていただいたり、岡本社長、小坂本部長を筆頭に物心両面の熱いご支援をしていただいている株式会社会社ヤマウチさまを訪問させていただきました。日頃のご支援の御礼とBリーグが今後どのような未来を描いているのかをご説明させていただきました。クラブとの関係がさらに深まっていくことを期待しています。

クラブは、株式会社ヤマウチさまの本社オフィスのすぐ近くにある廃校になった学校の体育館を改装して専用練習場にしています。冷暖房も完備で素晴らしい施設でした。かなりクオリティが高い、選手、チームスタッフのリクルートにも重要です。新規で加入する選手も喜ぶというのも頷けます。

練習場、入り口。
練習場

元々、剣道場だったところにトレーニングルームを株式会社ヤマウチさまのサポートで整えていただいたようですが、本当に素晴らしい設備でした。なんと、J3のカマタマーレ讃岐の選手と一緒使っているのと、教室をフロントのオフィスにしていました。今後廃校になるところは増えるでしょうから、こういう利活用は最高ですね。

トレーニングルーム

続いて、クラブを大きくお支えいただいている百十四銀行の綾田頭取、白鳥専務執行にご挨拶と日頃のご支援の御礼をさせていただきました。クラブが苦楽を共にしてきたパートナーになります。ワールドカップもご覧になっていたのでバスケについて詳しく、B.革新の本質的なところにもご質問をいただいたり、有意義な意見交換も出来ました。本当に長い間、お支えいただいており感謝しかありません。

左から2人目 綾田頭取

途中、高松駅前の建設中のアリーナ視察。2024-25シーズン後半に使用可能になるかもしれません。駅も近く、海のそばで最高の立地です。

ブースターミーティングまで少しばかり時間がありましたので、スタッフの皆さんとチラシ配りをさせていたました。プレシーズンでしたが、ご来場心よりお待ちしております。

久しぶりのチラシ配り

会が18時半から開始、B.革新の内容はを伝えしつつ、生岡さんとのパネルディスカッション、ブースターの皆さまとも質疑応答という内容。長く、応援しているブースターが多いので、熱量も高く報いることが出来るように頑張らねばですね。ご来場いただけていないブースターも含め、今シーズンも応援をよろしくお願いします。

パネル

締めは、オーナーの山本さんも加わり懇親会。瀬戸内海の幸をいただきました。最高です。

クラブ経営におけるオーナーの関わりかたと、クラブ社長の力量と覚悟はかなり重要です。毎年経験を重ねることでステップアップしていくしかありません。新しく就任された生岡社長は、クラブにも関わってきたのでスポーツビジネスもよく理解しており、ご自身の会社も経営しているので経営者としての実績もあるので期待しています。

また、債務超過もある中では受け取れないと役員報酬ゼロで奔走している話も聞きました。簡単に出来ることではなく、引き受けることも苦悩したと思います。始めたら想像を絶する過酷な日々…なんとか経営改善をして全てを好転させてほしいです。話を聞いていて、私が千葉ジェッツの社長を引き受けた時に似ている状況と覚悟を感じました。頑張ってほしいと心から応援しています。

懇親会

一夜明けて、台風が心配ですが、オフィスに向かい、フロントスタッフを激励して任務終了です。決して大きなクラブではありませんが(むしろそのようなクラブが大半)、必死に打開しようともがいているクラブのひとつ。やれば出来る、自分たちを信じて前進あるのみ、頑張ってください。

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