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わたしの本棚80夜~「わすれられないおくりもの」

 絵本も好きです。絵本は3回読む機会があるといいます。幼少時、両親に読んでもらい、子育て時に子どもに読み聞かせ、そして、大人になって好きな本を好きな時に読みます。この本と「百万回生きた猫」(佐野洋子著)は、奥が深く、胸にくるものがあり、何度も読みました。値段は1991年13刷の値段です。

☆「わすれられないおくりもの」スーザン・バーレイ作・絵 小川仁央訳 評論社 920円(税込み)

 まわりのだれからも、慕われていたアナグマは、年をとって死んでしまいました。「長いトンネルのむこうに行くよ。さようなら。アナグマより」 かけがえのない友を失った森のみんなは、どう、悲しみを乗り越えていくのでしょうか。アナグマが残してくれたもののゆたかさで、彼との思い出があるかぎり、みんなの悲しみも消えていく・・・。

 地味だけど、優しい色使いの絵は、話の内容とあっています。見ていると、優しい気持ちになります。生物が向き合う死というものを、アナグマの生き方から諭してくれます。

 読んでいただき、ありがとうございました。ちょこっと休息しながら、好きな本や日々のこと、また綴っていきます。これからもよろしくお願いします。

#わすれられないおくりもの #スーザン・バーレイ #小川仁央 #評論社 #推薦図書 #読書感想文

 

  

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