見出し画像

結婚が難しい

今やメディアでよく見かけるLGBTs。

私は大学で女性学という授業を選択したことがあり、

このLGBTsという言葉が定着するより前に

LGBTsの概念を分かっていたつもりだ。

それと関連づけて全ての人が平等に、幸せに生きられる世の中になればいいなぁとも漠然と思っている。

しかし本当にショックを受けている。

大学の友人から突然LINEが来て、自身がFTMであることを打ち明けてくれた。

(FTMとは、生物学的には女性として生まれたが、男性として生きることを望むトランスジェンダーの方のことです)

私がショックなのは、上記のことではなく、

「友人には彼女がいるものの、このままでは結婚ができない」

という点。

現在の日本では、自治体によっては「パートナーシップ制度」というものが導入されていて、同性カップルでも婚姻に相当する関係を公認できるそうですが、友人の彼女はそれでは納得いかないそう。


では婚姻関係になるために、戸籍上の性別を変えることを検討したが、

それには医師の性同一性障害の認定と、性別適合手術を受け、生殖器を取り除かなくてはならない、とのことだ。

友人は、心は男でも、体はこのままで良いと伝えてくれました。

友人の彼女も、そのままの体で受け入れてくれているそうです。


手術をすれば、後々のケアも大変と聞くし、

何より誰も手術を望んでいない。


友人は、日本の制度が変わることに淡い期待を寄せながら

気長に待つと言っていました。

しかし20代女性の結婚ラッシュでの焦りって尋常じゃないんです。笑

笑 と、つけているけれど本当です。

厳しい話ですが、彼女の気持ちもあるので、早くなんとかなってくれという思いです。

何故、健康な体にメスを入れ、生殖器を取ってまでしないと性別が変えられないのか、

そもそも何故同性で結婚が認められないのか。

自分なら、結婚するために生殖器取れますか?

愛する人のためなら取れますか?

一生ホルモン剤打てますか?

かなりモヤモヤしています。



でも、なんにせよ、

可愛い彼女ができて幸せ、と送ってきてくれた友人。

おめでとう。

そして大事なことを話してくれてありがとう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?